グッドバイ

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  • サイズ B6判/ページ数 206,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084991
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0074

出版社内容情報

愛人たちに別れを告げるため、ヘナチョコな色男が怪力傲慢な美女と「行進」する……太宰治未完の絶筆の続きを描いた恋愛狂騒劇。

太宰治未完の絶筆の続きを描く!
 「ラブコメがやりたかったのだ。[……]主人公田島周二とヒロイン永井キヌ子のキャラクター、二人の関係性と目的、時代設定、すべてが用意されていた。つらい作業はすべて太宰さんがやっておいてくれていた。結果として、後半の八割を私が好き勝手に書いたことになる。」(本書「あとがき」より)
   *
 本書『グッドバイ』は、太宰治による未完の小説「グッド・バイ」を原作としています。昭和23年、『朝日新聞』に連載する予定で執筆され、13回分が書かれたものの、作者の入水自殺によって永遠に中断され、絶筆となった作品の「続き」を描いています。
 主人公の田島周二は、文芸編集者でありながら闇商売で儲け、何人も愛人を抱えているという不埒な男。しかし、そんな生活にケリをつけ、真面目に生きようと決心をした彼がとった行動は、なんとも面妖な作戦であった――ヘナチョコな色男が、愛人たちに別れを告げるため、怪力傲慢な美女と「行進」してゆく! これぞロマンチックな恋愛狂騒劇(スクリューボール・コメディ)。仲村トオル&小池栄子の主演にて、第23回読売演劇大賞最優秀作品賞受賞。写真多数収録。

第一部
第二部
あとがき
上演記録

【著者紹介】
1963年東京都生まれ。ミュージシャン、劇作家、演出家、映画監督。劇団「ナイロン100℃」主宰。著書に「フローズン・ビーチ」(岸田國士戯曲賞受賞)「ナイス・エイジ」「祈りと怪物」「カラフルメリィでオハヨ」など。

内容説明

愛人たちに別れを告げるため、ヘナチョコな色男が怪力傲慢な美女と「行進」する…。太宰治未完の絶筆の続きを描いた、ロマンチックな恋愛狂騒劇。第23回読売演劇大賞最優秀作品賞受賞。

著者等紹介

ケラリーノ・サンドロヴィッチ[ケラリーノサンドロヴィッチ]
1963年東京生。横浜映画専門学院(現・日本映画学校)卒。ナイロン100℃主宰。主要著書『フローズン・ビーチ』(岸田國士戯曲賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

54
太宰治未完の絶筆『グッド・バイ』を元にした戯曲。こちらは・無しのグッドバイ。前半、太宰の描いた部分はかなり忠実に再現されていて、私がツボだった「おそれいりまめ。」もちゃんとキヌ子の台詞にあった。戯曲だから読みにくいかも?という先入観に反して、非常に読みやすくてどんどん読めた。元の設定とドタバタテイストをそのままに、太宰が書けなかったその後の話が描かれている。太宰に対しても登場人物たちに対しても愛があり、読んでいて幸せな気持ちになった。これは、舞台を見たかったなぁ!!2017/02/14

ばんだねいっぺい

30
「消失」もよかったのに。これはこれまた傑作だ。買えばよかった。時折、表紙を眺めたくなる。ケラさん+太宰治。英語ではなくて日本語としてのグッドバイという言葉。2016/12/18

りえこ

21
とても面白く読みました。ラブコメ。太宰のグッドバイは読んでいないので、読んでみようと思いました。2017/04/15

9
舞台を観た後に読みました!どのように人が動いてるか頭の中で浮かべられるのでニヤニヤしながら読めました。おすすめです。元となっている太宰治のグッドバイも購入済みなので早めに読みたいです。2016/08/08

法水

6
KERA CROSSでの上演後に読了。ちょこちょこカットしてあったのね。太宰の絶筆となった小説が基にはなっているが、第2部の愛人が一堂に会しているところに……というのは多分に演劇的。それにしても何と幸福感に満ちたエンディングであることか。この結末は太宰も想定していなかっただろうな。2020/02/09

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