ヒトラー〈上〉1889‐1936 傲慢

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ヒトラー〈上〉1889‐1936 傲慢

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  • サイズ A5判/ページ数 611,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784560084489
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「ヒトラー研究」の金字塔。学識と読みやすさを兼ね備え、複雑な構造的要因の移りゆきを解明。英国の泰斗による評伝の決定版!

ヒトラー研究の金字塔!

 本書(全2巻)は、歴史における個人と社会構造の双方を重視しており、従来のヒトラー研究にありがちな、ヒトラーを「悪」としたうえで、それを中心にナチ時代を再構成するアプローチは採らない。一見、ヒトラーの個人的性格から生じたかにみえる破壊衝動も、社会構造史の研究成果を踏まえつつ、ナチ体制の本質に規定されたものとして捉えている。そして、ヒトラーに無制限な権力を委ね、それを維持させた複雑な政治・社会構造を、さまざまな逸話を織り交ぜて解き明かしていく。その筆致は、読者を惹きつけてやまない、ある種の「サスペンス」に満ちており、まさに英国の歴史家らしい、物語的な書きぶりといえるだろう。本書がヒトラー伝の「決定版」と評価されるのは、根底に著者の長年にわたる徹底した史料渉猟があり、ドイツ史を知り尽くした歴史家ならではの、冷静かつ精密な分析、目配りの効いた記述ゆえだろう。
 本書上巻は、ヒトラーの誕生から独裁成立までの前半生を活写。ドイツ現代史、ナチズム研究の世界的権威による圧巻の評伝。世界28ヵ国で刊行、ロングセラーを記録、待望の邦訳!

【著者紹介】
1943年、英国オールダム生まれ。現在、英国シェフィールド大学教授。ドイツ現代史、ナチズム研究の世界的な権威であり、英国勲爵士への叙勲をはじめ、数多くの学術賞を受賞している。主要著書として『ヒトラー 権力の本質』(石田勇治訳、白水社)、『運命の選択1940-41 世界を変えた10の決断』(河内隆弥訳、白水社)、『ヒトラー神話 第三帝国の虚像と実像』(柴田敬二訳、刀水書房)などの邦訳がある。

内容説明

誕生から独裁成立までの前半生を活写、ヒトラー研究の金字塔!学識と読みやすさを兼ね備え、複雑な構造的要因の移りゆきを解明。英国の泰斗による圧巻の評伝。

目次

夢と挫折
転落
高揚と憤激
才能の発見
ビアホールの扇動家
「太鼓たたき」
指導者の登場
運動の掌握
躍進
権力に向かって
独裁体制の確立
権力の全面的掌握
総統のために

著者等紹介

カーショー,イアン[カーショー,イアン] [Kershaw,Ian]
1943年、英国オールダム生まれ。英国シェフィールド大学名誉教授。ドイツ現代史、ナチズム研究の世界的な権威であり、英国勲爵士への叙勲をはじめ、数多くの学術賞を受賞している

川喜田敦子[カワキタアツコ]
中央大学文学部教授。ドイツ現代史

石田勇治[イシダユウジ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ近現代史、ジェノサイド研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

104
20世紀の残虐で邪悪な?カリスマ、ヒトラーを知ってはいますが、伝記をまともに読むのは初めてです。今まで分厚い本、全集も読んで来たので、それなりに自信はあるのですが、今回は少したじろぎました。上巻だけで800P、二段組、大型本、重量1.2㎏、更に下巻は5割増しです。持ち歩きは辛いので、自宅で3日間かけて読破しました。誕生から総統として絶対権力を持つまでの47年間。演説・プロパガンダの天才、ヒトラーの物語は、やっぱり面白い。ウィーン時代の若い頃は、三流の画家で、絵を売って糊口を凌いでいたというのは意外でした。2016/07/27

Willie the Wildcat

68
悪政・失政が生み出しだ首相。疲弊した国民の一縷の望みが、人の持つ悪徳に共鳴し、社会の畝りとなる過程。象徴であり、転機の1つとなる1936年のラインラント再武装。様々な思惑の交錯・一致・乖離の錯綜が、本著のキモという感。次第に自分の意思を持ち、行動に移すヒトラー。理想と現実に悩む青年時代が印象的であり、一過性とは言え”具現化”した根底に追求し続けた「己」の実現。興味深いのは、対峙する国家の社会構造の変遷の影響の考察。著者の客観性と分析力が滲む。後半も期待。2018/01/24

獺祭魚の食客@鯨鯢

45
 先日、ロシアの幹部がヒトラーはユダヤ人だったと述べて、プーチン氏が神妙な面持ちで謝罪した。言い間違いには往々にして本音が含まれていることが多い。ヒトラーという名前はユダヤ系であるともいう。ユダヤ人のホロコーストを断行した人間がユダヤであるはずがないという過剰な反応に、日本にはあまりピンとこない。ユダヤ=「神聖にして侵すべからず」に見える。  ロシア兵の祖国への愛国心のあまりの行動というにはウクライナ人の残虐さが高い。ウクライナをネオナチと揶揄しているロシアの兵士の略奪はどう説明したらよいのだろう。2022/05/11

星落秋風五丈原

44
「まさしくこれが自分の考えていたことだ!」と感じた人達は次第に彼等の気持ちを代弁するヒトラーに心を許す。そして彼が話しているのは、自分が考えていたことか、彼が考えていたことか、区別がつけられなくなる。ヒトラーと聴衆の一体化だ。反省し自分の行為の責任を取ることはできるならばしたくない。しかし自分可愛さに凝り固まると傲慢になり油断する。その隙間をぬって大衆心理を巧みに操る扇動家が現れたら、同じ悲劇は起こる。ヒトラー一人では戦争もホロコーストも起こせない。擦る相手がいなければマッチに火がつかないのと同じように。2016/03/30

Miyoshi Hirotaka

33
悪役キャラ人気No.1。アニメでは万能の絶対悪として描かれるが、社会の混乱期に志望進路を断念したどこにでもいそうな青年。キャリア形成の中で、指導者に必要な専門知識を体系的に学んだ訳ではない。現代で読み替えると仕事はできないが、プレゼンが抜群なので、客寄せに重用される社員。ところが、この起用が当たり、組織も本人も成長軌道に乗ると暴走し、止められなくなった。会社に例えると社長と営業課長だけのフラット組織になっていった。様々な施策が盲判で実行されたが、当たったものはヒトラーの功績とされ、急速に権限が集中した。2018/12/16

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