出版社内容情報
なぜヒトラーは首相になれたのか? 大資本がヒトラー独裁を準備したというマルクス主義的見解を徹底批判し、米独歴史学界で大論争を巻き起こした碩学が辿りついた結論。本邦初訳。
内容説明
敗北した選挙、枯渇する党資金、突撃隊の叛乱。なぜヒトラーは首相になれたのか?大資本がヒトラー独裁を準備したというマルクス主義的見解を批判し、米独歴史学界で大論争を巻き起こした碩学が辿りついた結論。
目次
第1章 陸軍元帥、伍長、そして将軍
第2章 陰謀
第3章 勝利
第4章 幻想
第5章 放棄
第6章 奈落
第7章 確定性、偶然性、責任の問題
付録 モスクワ・ドキュメント
著者等紹介
ターナー,ジュニア,H.A.[ターナー,ジュニア,H.A.] [Turner,Jr.,Henry Ashby]
1932年、米ジョージア州アトランタに生まれる。1954年、ワシントン・アンド・リー大学を卒業し、フルブライト奨学生として独ミュンヘン大学とベルリン自由大学に留学。1960年、米プリンストン大学でPh.D.を取得、44年間にわたってイェール大学で教鞭を取った。1985年にGerman Big Business and the Rise of Hitler,Oxford University Pressを刊行。大資本がヒトラー独裁を準備したという当時支配的だったマルクス主義的見解を厳密な史料解釈で全面批判、米独の歴史学界で大論争を巻き起こした
関口宏道[セキグチヒロミチ]
1941年生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。独マンハイム大学、ビューレフェルト大学に留学。玉川大学教授を経て、松蔭大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゅー
takao
キミ兄
むっち
AO ( × ×)ノ⌒○
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- 和書
- 骨董病は治りません