カンボジアに村をつくった日本人―世界から注目される自然環境再生プロジェクト

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カンボジアに村をつくった日本人―世界から注目される自然環境再生プロジェクト

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560084182
  • NDC分類 586.422
  • Cコード C0036

出版社内容情報

シェムリアップ近郊の開墾から始まった「伝統の森」に現在は約200人が暮らす。自然の恵みを仕事と生活に生かす取り組みの軌跡。

2003年、シェムリアップ近郊にある5ヘクタールの開墾から始まった「伝統の森」に現在は約200人が暮らす。伝統技術を受け継ぎ、自然の恵みを仕事と生活に生かす取り組みの軌跡。

【著者紹介】
1948年京都生まれ。IKTT(Institute for Khmer Traditional Textilesクメール伝統織物研究所)代表。著書に『メコンにまかせ 東北タイ・カンボジアの村から』『カンボジア絹絣の世界 アンコールの森によみがえる村』など。2004年に第11回ロレックス賞受賞、2010年に社会貢献支援財団より社会貢献者表彰、2012年に大同生命地域研究特別賞、2014年に外務大臣表彰およびソロプチミスト日本財団より社会貢献賞。

内容説明

絹織物の復興が「伝統の森」実現に至るまで。2003年、シェムリアップ近郊にある5ヘクタールの荒れ地の開墾から始まった「伝統の森」に、現在約150人が暮らす。伝統技術を受け継ぎながら自然の恵みを仕事と生活に生かし、持続可能な村をつくる取り組みの軌跡。

目次

第1章 友禅職人、タイへ(目からウロコ;織物学校のボランティア;手織物による村おこし ほか)
第2章 織り手を訪ねて(村の織り手を訪ねる;ユネスコのコンサルタントとして;フィールドワーク ほか)
第3章 甦る黄金の繭(村に卵を運ぶ;蚕の死滅;甦る村の知恵 ほか)
第4章 伝統の「掘り起こし」(西表の山で;素材に目をむける;手の記憶 ほか)
第5章 工房開設(伝統の活性化;道具に表れる思い;研修生たち ほか)
第6章 「伝統の森」始動(おばあちゃんたちの集合写真;開墾開始;彼らの事情 ほか)
第7章 「伝統の森」の現在(グランと家族の物語;オムペットの物語;ソガエットの物語 ほか)
第8章 「森」からの発信(アンコール・シルクフェア;「蚕まつり2008」;ピーポア ほか)
第9章 次なるステージへ(スーパーナチュラル;新しい時代の予感;手引きの生糸の復活 ほか)

著者等紹介

森本喜久男[モリモトキクオ]
IKTT(Institute for Khmer Traditional Textiles クメール伝統織物研究所)代表。1948年京都に生まれる。1996年にカンボジアの現地NGOとしてIKTTをプノンペン郊外のタクマウ市に設立し、内戦下で途絶えかけていたカンボジア伝統の絹織物の復興に取り組む。2000年、IKTTをシェムリアップに移転し工房を開設、研修生を受け入れ技術の継承に努める。2002年、シェムリアップ州アンコールトム郡に土地を取得し、2003年から「伝統の森・再生計画」に着手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スー

11
内戦の影響が残るカンボジアで伝統織物を再現しようするが、自然染めや養蚕をかつてはやっていたのに廃業していた。ほんとにポル・ポトは伝統を破壊してしまっていた。それでも覚えていたお年寄り達の協力で復活の目処がたつ。しかし絹や染料の値段が高騰していたので自分達で全て作る事にする。お蚕さんに繭を作ってもらうには新鮮な桑が必要でその為にはよい土が必要で牛を飼い糞を肥料にする。きれいな水を探し森を育て野菜を作る。良いものを作ろうとしたらよい土作りに行き着いた。最高の織物は自然の恵みから。2017/06/21

Akihiro Nishio

4
良くある途上国に学校を作った・・・みたいな勢いだけの話しかと期待せず、カンボジア読本というつもりで読んだが、予想外に良い本だった。京都の西陣織の職人が、失われたカンボジアの伝統的な織物に惹かれ、蚕を飼い、桑を育て、その為の織娘を発掘し、染め材を復興し・・・と、職人魂の赴くまま良い物を作ろうと環境を整備していると、いつの間にか村になっていたという話しであった。40歳を過ぎて、途上国に渡ったというのが良かったのだろう。職人としての土台が凄い。2015/03/25

井上岳一

1
環境の再生と伝統的な仕事の復権を一緒にやっているところが森本さんの凄さ。本書では、自分がいなくても回る仕組みになったと書いているが、実態はそんなことはない。IKTTがこれまでになしたことは素晴らしい。だが、続けていけるかどうかの岐路に今はあると思う。2016/05/02

チダ(uy1)

0
仕事、自然、人。世界でのご活動に脱帽。頭が下がります。2015/07/04

ゆかり

0
「自由に生きていいんだよ お金にしばられずに生きる"奇跡の村"へようこそ」を読了した後なので、概略としては知っているであったが、さらに試行錯誤感が伝わるような内容であった。彼はタイでの経験を経て、カンボジアではより昇華させている。面(不特定多数の異なる意見を平均的にとらえる)で対応していたが、カンボジアでは、突出した点を複数つくることに重点を置いている。本当にやりたい人とやりたいことをそれぞれで行う(小回りが効き、意思伝達が早く、限られた時間と予算で可能)。その点どうしがつながって効果的に大きくなると。2020/04/08

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