廃墟の零年1945

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廃墟の零年1945

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  • サイズ B6判/ページ数 393,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084113
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0022

出版社内容情報

敗戦国と戦勝国、屈辱と解放を通して、新たな時代の起点となった歴史的な一年をグローバルに描いた歴史ノンフィクション。

「戦後70年」の今日まで続く、新たな時代の起点となった歴史的な一年。敗戦国と戦勝国、屈辱と解放を通して、「1945年」をグローバルに描いた歴史ノンフィクション。

【著者紹介】
1951年、オランダ・ハーグ生まれ。アジア研究者として国際的に定評のある著述家・ジャーナリスト。現在、米バード大学教授。邦訳作品に『戦争の記憶 日本人とドイツ人』(TBSブリタニカ、1994年)、『近代日本の誕生』(ランダムハウス講談社、2006年)など20世紀日本に関する多数の著書のほか、日米両国で新聞・雑誌への寄稿も数多く手掛けている。

内容説明

「戦後70年」の今日まで続く、新たな時代の起点となった歴史的な一年。敗戦国と戦勝国、数多の人びとの屈辱と解放を通して、「1945年」をグローバルに描いた歴史ノンフィクション!

目次

第1部 解放コンプレックス(歓喜;飢餓;報復)
第2部 瓦礫を片付けて(帰郷;毒を抜く;法の支配)
第3部 二度と再び(明るく確信に満ちた朝;蛮人を文明化する;一つの世界)

著者等紹介

ブルマ,イアン[ブルマ,イアン] [Buruma,Ian]
1951年、オランダ・ハーグ生まれ。アジア研究者として国際的に定評のある著述家・ジャーナリスト。現在、米バード大学教授

三浦元博[ミウラモトヒロ]
1950年、滋賀県生まれ。東京外国語大学卒業後、共同通信社を経て、大妻女子大学社会情報学部教授

軍司泰史[グンジヤスシ]
1961年、茨城県水戸市生まれ。早稲田大学卒業。共同通信社テヘラン、パリ支局長歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しいたけ

107
戦争の悲惨さを描写し1945年を零年として今の世界の始まりだとしている。正直言えば私には著者が何を言いたいのかさっぱりわからない。ただ一つわかったことは、著者は日本のことが大嫌いなのだなということ。野蛮でカルト的で能なしで未開人の生活習慣を持ち従属的で歌舞伎に残酷な場面があって、戦後の再教育で手こずらせて、諸々本当に申し訳ない。あの年、進駐軍に頭を押さえつけられながら、誇りを砕かれながら、それでも働き、日々を暮らし、必死に零年を生きた、この本には描かれていない人々を私は尊敬する。この本のことはもう忘れる。2017/08/02

Koning

21
人間てやっぱり下衆いよね。あるいは懲りないよね。1945年のカオスを集めた本。日独の惨状もさることながら、周辺の各国の惨状も。戦後パルチザンやレジスタンスを自称するゴロツキが対敵協力者をリンチしてそういう英雄の仲間ですよーとやらかすとか。その後の大国のあれこれもやっぱり下衆。まぁ、なんというか性悪説に立ちたくなる本でした。2015/10/10

勝浩1958

9
生き残った人びとは、終戦を知ってどのような気持ちを抱いたのだろうか。希望に満ちた未来を想ったのか、大切な肉親や友人や財産を失って絶望の淵に陥ったのか。その時の為政者から市井の人びとの営為が鮮やかに描かれています。私たち今を生きるものは、もっと歴史に謙虚であるべきと思いました。2017/02/25

BLACK無糖好き

7
第二次世界大戦終結後の1945年、世界各地はどのような状態で何が起きていたのかを描き出している。・解放後の歓喜、・飢餓、・報復、・帰郷、・毒を抜く、・法の支配、・明るく確信に満ちた朝、・蛮人を文明化する、・一つの世界。という九つの章で構成され、あの大戦で廃墟と化した世界から人類はいかに立ち上がろうとしたか、その後の世界の枠組みにも議論が広がる。今日の世界が永続することはないとしながらも、1945年を生きた男女に、彼らの辛苦と希望と大志に、敬意を払わない理由はない、との著者のメッセージは印象深い。2015/10/16

春ドーナツ

6
「1945年の世界」のありよう(超弩級に混迷していた)を知るにつけ何度も心を痛めた。本書を読んでよかったと思うのは、私の歴史認識の不備(少なからずあった)を埋め合わせることによって、新たな視点を手に入れることができたことだ。現在も世界は混迷を深めている。2016/12/29

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