出版社内容情報
幕末江戸で勇名を轟かせた駐日仏公使ロッシュ。前任地のイスラームとロマン主義・サン=シモン主義を手掛かりに実像に迫る!
【著者紹介】
1929年生まれ。1952年東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に入省。駐ヴェトナム、オーストリア、ベルギー、フランス大使を歴任。主な著書に『職業としての外交官』、『日本外交とは何か』があるほか、訳書にコルナイユ『幕末のフランス外交官』、シムズ『幕末・明治日仏関係史』他。
内容説明
幕末江戸で勇名を轟かせた駐日仏公使ロッシュとは何者だったのか?前任地イスラームにおける破天荒。十九世紀を席巻したロマン主義とサン=シモン主義を手掛かりにその実像に迫る!元駐フランス大使渾身の書き下ろし!
目次
1 もう一つの“一八三〇年年代記”―イスラームの三十二年(ロマンティスム;美少女ハディージャ;イスラーム教徒ウマル・ウルド・ルーシュ;英雄アブデルカーデル;インテルメッツォ―ローマへの道メッカ経由;英雄アブデルカーデル;征服者ビョジョー元帥とアルジェリア派遣軍の星座;ナポレオン三世―馬上のサン=シモン)
2 野望と失望―江戸の四年、そしてその後(夜明け前;駐日全権公使;徳川軍事政権西洋化の試み;文明化の使命と植民地主義;オリエンタリスム)
著者等紹介
矢田部厚彦[ヤタベアツヒコ]
1929年生まれ。1952年東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に入省。駐ヴェトナム、オーストリア、ベルギー、フランス大使を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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