出版社内容情報
第二次大戦の趨勢と戦後の支配と構造を決めた、米英ソ、日独伊の首脳たちが下した決断に至る道程を詳説する大著。
【著者紹介】
1943年生まれ。歴史家。シェフィールド大学教授。 ヒトラー、ナチス・ドイツ研究の世界的権威として、多数の受賞歴を誇り、「ナイト」に叙任されている。著書に『ヒトラー神話――第三帝国の虚像と実像』『ヒトラー 権力の本質』など。
内容説明
英米ソ、日独伊の各国指導者たちが、直面した「選択肢」から実際の「決断」を下した理由とは?「決断」に至る過程と関連性を精緻に究明する。ナチス・ドイツ研究の権威による、卓越した論考!口絵写真・地図収録。
目次
第1章 ロンドン、一九四〇年春―英国、戦争を決断
第2章 ベルリン、一九四〇年夏、秋―ヒトラー、ソ連攻撃を決断
第3章 東京、一九四〇年夏、秋―日本、「絶好の機会」を捉えることを決断
第4章 ローマ、一九四〇年夏、秋―ムッソリーニ、分け前獲得を決断
第5章 ワシントンDC、一九四〇年夏‐四一年春―ルーズヴェルト、手助けを決断
第6章 モスクワ、一九四一年春‐夏―スターリン、自分が一番よく知っているとして決断
著者等紹介
カーショー,イアン[カーショー,イアン] [Kershaw,Ian]
1943年、英国オールダム生まれ。現在、シェフィールド大学教授。ドイツ現代史、ナチス・ドイツ研究の世界的な権威であり、英国勲爵士への叙勲をはじめ、数多くの学術賞を受賞している
河内隆弥[コウチタカヤ]
1935年上海生まれ。小樽商科大学卒。都銀海外支店長歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケニオミ
T-hiro
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K.C.