出版社内容情報
アラブの春以降、大きく揺れるエジプト。一方で、悠久の歴史を誇るこの国で変わらないもの、愛され、大切にされているものとは何か。
【著者紹介】
1970年、東京にてエジプト人の父と日本人の母のあいだに生まれる。カイロ大学政治経済学部卒業後、ロンドン大学で音楽学士を取得。現在、NHKラジオ日本でアラビア語キャスターを務めるかたわら、アラブの文学や歴史に関する執筆活動を行なっている。慶應義塾大学講師、獨協大学講師。主要著書に『恋するアラブ人』『イスラームから考える』『アラビア語のかたち』など。
内容説明
何を食べ、どんな音楽を聞き、いかに生きているのか。アラブの春以降、大きく揺れるエジプト。悠久の歴史を誇るこの国で変わらずに愛されつづけているもの、ふつうの人々が大切にしているものを描き出す22篇。
目次
笑いと涙のエジプト革命
エジプトはラップる
ジーパンの天才詩人
オマー・シャリフの素敵な日々
田舎者万歳!
チーズから生物はうまれない
豆の文化論
パンとは生きること
バクシーシは怖くない
祭りだ、祭りだ!〔ほか〕
著者等紹介
師岡カリーマエルサムニー[モロオカカリーマエルサムニー]
1970年、エジプト人の父と日本人の母のもと、東京に生まれる。子供時代は日本とエジプトを行き来して過ごし、中学校入学から大学卒業まではエジプトで暮らす。カイロ大学政治経済学部卒業後、ロンドン大学音楽学士取得。現在はNHKラジオ日本の国際放送でアラビア語キャスターを務めるほか、獨協大学、慶應義塾大学で非常勤講師として教鞭をとる。またメゾ・ソプラノとして時折コンサート活動も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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