変わるエジプト、変わらないエジプト

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560083253
  • NDC分類 302.42
  • Cコード C0039

出版社内容情報

アラブの春以降、大きく揺れるエジプト。一方で、悠久の歴史を誇るこの国で変わらないもの、愛され、大切にされているものとは何か。

【著者紹介】
1970年、東京にてエジプト人の父と日本人の母のあいだに生まれる。カイロ大学政治経済学部卒業後、ロンドン大学で音楽学士を取得。現在、NHKラジオ日本でアラビア語キャスターを務めるかたわら、アラブの文学や歴史に関する執筆活動を行なっている。慶應義塾大学講師、獨協大学講師。主要著書に『恋するアラブ人』『イスラームから考える』『アラビア語のかたち』など。

内容説明

何を食べ、どんな音楽を聞き、いかに生きているのか。アラブの春以降、大きく揺れるエジプト。悠久の歴史を誇るこの国で変わらずに愛されつづけているもの、ふつうの人々が大切にしているものを描き出す22篇。

目次

笑いと涙のエジプト革命
エジプトはラップる
ジーパンの天才詩人
オマー・シャリフの素敵な日々
田舎者万歳!
チーズから生物はうまれない
豆の文化論
パンとは生きること
バクシーシは怖くない
祭りだ、祭りだ!〔ほか〕

著者等紹介

師岡カリーマエルサムニー[モロオカカリーマエルサムニー]
1970年、エジプト人の父と日本人の母のもと、東京に生まれる。子供時代は日本とエジプトを行き来して過ごし、中学校入学から大学卒業まではエジプトで暮らす。カイロ大学政治経済学部卒業後、ロンドン大学音楽学士取得。現在はNHKラジオ日本の国際放送でアラビア語キャスターを務めるほか、獨協大学、慶應義塾大学で非常勤講師として教鞭をとる。またメゾ・ソプラノとして時折コンサート活動も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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yumiha

34
ピラミッド、クレオパトラ、ナイル川くらいしか浮かばなかったエジプト。『私たちの星で』(梨木香歩との書簡集)を読まなければ、本書へたどり着かなかっただろう。「ムシュハイフィーン、ムシュハイフィーン(怖くない、怖くない)」というデモ隊のシュプレヒコールに思わず吹き出して、どんな国民性なのだろうという興味がわいた。英国占領下から独立しても軍部や治安警察を後ろ盾にした独裁者の大統領に苦しみ、「お上を笑い飛ばすことで社会の不条理を生き抜いてきた」からこそ、「ジョークをお家芸とするエジプト人」たちがいるのだと思った。2020/06/12

とある本棚

8
装丁が綺麗。エジプト文化に関する本。読んでいるだけでエジプトのあの砂煙舞う空気感が伝わってくる一冊。なかなかマニアックで出てくる芸能人や文化人は分からない人も沢山いたが、エジプトの底知れぬエネルギーといい意味でのいい加減さがよく分かる。この本を読むと、アラブ世界に行ってみたくなるかも。2022/11/15

seer78

6
ムバラク政権崩壊期を挟んだ時期に書かれた現代エジプト紹介エッセイ22篇。ラップ等若者文化への目配せも鋭い。アラブ文化圏で詩歌が今でも市井の人々によって生きられている様子が活写されている。政変前後を扱う諸篇では文のトーンがかわり、エジプト民主化への途が容易ではないことが窺われる。ムスリム同胞団擁する大統領の失脚、イスラーム穏健派への失望は、後の「イスラーム国」を初めとする過激派へと若者が流れる一因ともなったのか。が、そんな堅苦しいことはどうでもよく、エジプトの陽気でいいかげんな人々の魅力がつまった良書。2015/02/25

Sakana

4
エジプト革命(2011)の状況がよくわかる。2012年の政権交代後なにがエジプトで起こったのか、そして政治的イスラーム主義の台頭がエジプトの大衆文化を絶やしてしまうのではないか、という哀しみが、読んでいると伝わってくる。「中東」に関するの誤解や偏見を、文学や映画や歌などの大衆文化を紹介しながら、そして近年の政治状況の解説を踏まえながら、ほぐしてくれる。とても良い本でした。2018/08/26

早春

3
エジプトの熱気と底知れぬ魅力がたくさん伝わってきた。改めて、良い意味で日本とはまったく異なる世界が広がってるのだなと感じた。政治的な背景を知ってつもりでいて大して知らないことに気づけたので、ちゃんと予習していきたい。フールは朝食に、平べったくないタアメイヤはラマダーン中に、ぜったい試したい🤤2022/08/19

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