出版社内容情報
王立協会の科学者たち、顕微鏡や輸血実験、双底船の発明、科学ブームへの諷刺など、17世紀英国〈新科学〉時代の諸相を描く。
【著者紹介】
1894~1981年。アメリカの英文学・文化史家。A・O・ラヴジョイの〈観念史〉クラブの中心的存在として、科学と文学の相互関係をテーマに脱領域的文化研究を展開。『西洋思想大事典(観念史事典)』(平凡社)でも多くの項目を担当した。主な著書に『ニュートン詩神を召喚す』、『月世界への旅』(国書刊行会)、『円環の崩壊』(みすず書房)、『科学と想像力』、『暗い山と栄光の山』(国書刊行会)『ピープスの日記と新科学』など。
内容説明
ピープス氏、王立協会へ行く。顕微鏡に望遠鏡、初めての輸血、空気の重量測定、双底船…新発明や科学実験は人々を魅了し、諷刺の標的にもなった。アマチュア科学者ピープスが見た17世紀英国“新科学”時代。
目次
1 アマチュア科学者、サミュエル・ピープス
2 はじめての輸血
3 「狂女マッジ」と「才人たち」
付録 ピープス、サー・ウィリアム・ペティ、双底船
著者等紹介
ニコルソン,マージョリー・ホープ[ニコルソン,マージョリーホープ] [Nicolson,Marjorie Hope]
1894年、ニューヨーク州ヨンカーズに生まれる。ミシガン大学卒業後、イェール大学で英文学の博士号を取得。ミネソタ大学、ジョンズ・ホプキンズ大学、ガウチャー・カレッジ、スミス・カレッジ、コロンビア大学で教鞭をとり、プリンストン大学の研究員も務めた。17世紀文学・思想の権威。1981年没
浜口稔[ハマグチミノル]
1953年沖縄に生まれる。東京都立大学人文科学研究科修士課程修了。現在、明治大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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