私はホロコーストを見た―黙殺された世紀の証言 1939‐43〈上〉

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私はホロコーストを見た―黙殺された世紀の証言 1939‐43〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560082348
  • NDC分類 936
  • Cコード C0022

出版社内容情報

捕虜となりながらユダヤ人虐殺の事実を命がけで連合国に報告したポーランド・レジスタンスの活動家による、記録文学の傑作。

【著者紹介】
1914年ポーランド生まれ。陸軍少尉兼外交官を務め、対独戦に従軍。ワルシャワ占領後は対独レジスタンスに参加、ユダヤ人ゲットーと収容所に潜入し、パリとロンドンのポーランド亡命政府へ惨状を伝える。密使として連合国側への報告と支援要請を行い、渡米して多くの講演をこなした。

内容説明

『ショアー』の証人の一人、ポーランド・レジスタンスの密使ヤン・カルスキが、1944年世界に向けて発信した奇跡的な証言。ポーランドの敗北から、命がけの諜報活動、ゲシュタポによる拷問、自殺未遂、そして病院からの脱出劇までを描く。

目次

敗北
ソ連抑留
捕虜交換と脱走
荒廃のポーランド
事の始まり
変貌
第一歩
ボジェンツキ
ルヴフ
フランスでの任務
秘密国家(1)
転落
ゲシュタポの拷問
病院にて
救出

著者等紹介

カルスキ,ヤン[カルスキ,ヤン][Karski,Jan]
1914‐2000。本名ヤン・コジェレフスキ。ポーランドのレジスタンス活動家。学業優秀で外交官となるも、まもなく第二次世界大戦勃発。ポーランドがナチス・ドイツとの電撃戦に敗退、領土をナチス・ドイツとソ連とに分割されたため、初めはソ連赤軍の、ついでナチスの捕虜となる。ゲシュタポによる激しい拷問を受け自殺未遂を犯すが、搬送先の病院でレジスタンスの同志によって救出される。数々の偽名や身分を使いながら(最終的なコードネームはカルスキ)、並外れた語学力と記憶力を武器に、地下活動をつづけるポーランド秘密国家に奉仕。1942年夏、ユダヤ人指導者らの依頼でワルシャワ・ゲットーや強制収容所に潜入し、そこで目撃したナチスによるユダヤ人大虐殺を世界に伝えた

吉田恒雄[ヨシダツネオ]
1947年、千葉県生まれ。翻訳家。1970年に渡仏。三十年余りの会社勤務の後、現在は翻訳に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会を引退した元怪鳥

69
【図書館本】第二次大戦中レジスタンスとして活動したポーランド将校の手記を元本にしたノンフィクション。この本を前にしてこんな感想を述べるのは不謹慎かもしれないが、実に「面白い」!ヒギンズやフォーサイスの小説顔負けの内容。ナチスドイツの電撃侵攻とそれに呼応するソ連の動きによりわずか3週間で国家が消滅したポーランド。戦うこともできずに強制収容所への連行、脱出、レジスタンスヘの参加、ゲシュタポの苛烈な拷問などが克明にしるされる。図書館で偶然目があった本であるが、久々の大当たりの予感。いざ、後半へ!2017/01/11

ころりんぱ

48
凄まじい。外交官を目指していた優秀だっただろう人が、時代に押し流されてレジスタンス。祖国のためとはいえこんな過酷な状態で秘密活動。本当にあった話なんだよなぁ、それを本人が書いてる…。ポーランドのレジスタンスってものが日本人の感覚ではなかなか理解しにくくて、だから興味をそそられるし、とにかく当の本人が体験したことだから臨場感と迫力がすごい。下巻、どうなるのか、ドキドキします。2017/01/26

ケニオミ

9
ユダヤ人虐殺の事実を連合国に伝えたポーランド・レジスタンス活動家の記録です。前篇では、祖国崩壊、活動家への転身、逮捕、脱出まで扱っています。中でも「事実を吐き出させるまでは、私は何人も両足で立ってか、或いは這ってか、この部屋から出て行くのを決して許さない。もしや成功しなかった場合、該当者はその顔によって身元確認ができるような状態にもはやない。一度私達に可愛がられた後は、死が贅沢なものに思えるだろう。」という前置で始まった尋問という名の拷問は凄まじく、活動家は自殺を図り、あまりの行為に私の背筋は震えた。2012/10/12

borug

3
とりあえず上巻内で拷問から救出されてくれてほっとした。でもそのために犠牲もかなり出ているのだけど。2014/12/09

ゆずこまめ

2
国を失い、命がけで祖国のために闘う。冒頭の明るく未来を信じた若者からなんと変わってしまったことか。誰も信じられないし友人知人がどんどん死んでいく。ウクライナのことを思った。2022/03/25

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