出版社内容情報
3・11以後、私たちは新しい社会をどう創り出していけばよいのか。住民同士をつなぐ輪と持続可能なライフスタイルを実践してきた千葉鴨川からの、愛と勇気と希望のメッセージ。
内容説明
危機に直面しているこの巨大物質文明を見つめ直し、千葉県鴨川の地から来るべき未来に向けて希望の種をまく―日本再生のための希望のネットワーク。
目次
第1章 壊された大地の上に(三月十一日からの日々;いつも空は晴れ上がっていた ほか)
第2章 限界集落と呼ばれるパラダイス(自分探しの世界放浪;そこに鴨川があった! ほか)
第3章 聖地巡礼(みちのくの被災地を訪ねて;核の未来はどこへ ほか)
第4章 棚田から見える3.11(希望の車輪;スマイル・レボリューション)
第5章 鴨川のこれからをデザインする・座談会(港の歴史に残る津波の跡;街の中心部が低い所に集中している ほか)
著者等紹介
加藤登紀子[カトウトキコ]
1943年ハルビン市生まれ。東大在学中の65年、歌手デビュー。元UNEP(国連環境計画)親善大使。千葉県鴨川市の「鴨川自然王国」を拠点として、循環型社会の実現に向けて活動を続けている
林良樹[ハヤシヨシキ]
1968年、千葉県木更津市生まれ。鴨川自然王国理事、NPO法人うず理事長。様々な職業を経験した後、アメリカ、アジア、ヨーロッパを放浪。その後、鴨川市の古民家へ移住。地域通貨「安房マネー」の創設に参加、3.11に際しては大山支援村の立ち上げにも関わった。鴨川の里山において、地球に調和という絵を描く「地球芸術」をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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