出版社内容情報
米国、パキスタン、サウジの各情報機関と、イスラム戦士、タリバン、アルカイダとの攻防を、公文書と証言から緻密に再現し、検証したノンフィクションの白眉。ピュリツァー賞受賞!
内容説明
アメリカ、パキスタン、サウジアラビアの各国政府・情報機関と、イスラム戦士、タリバン、ビンラディンとの間で繰り広げられた攻防を再現。ノンフィクションの白眉!ピュリツァー賞受賞作品。
目次
プロローグ 信頼できる説明―一九九六年九月
第1部 血を分けた兄弟―一九七九年十一月‐一九八九年二月(おれたちはここで死ぬ;レーニンが教えてくれた;暴れてこい;ウサマが大好きだった;おれたちの戦争にするな;そのマスードとは誰だ?;世界がテロリストのものに;神がお望みなら、あなたにもわかる;勝った)
第2部 隻眼の王―一九八九年三月‐一九九七年十二月(深刻なリスク;暴れ象;われわれは危険の中にいる;敵の友;慎重に距離を置け;新世代;ゆっくりゆっくり呑み込まれた;ニンジンをぶら下げる;起訴できなかった;われわれはスティンガーを手放さない;アメリカにCIAは必要か?)
著者等紹介
コール,スティーブ[コール,スティーブ][Coll,Steve]
1958年、ワシントンDC生まれ。オクシデンタル・カレッジ卒業後、『ニューヨーカー』誌スタッフライターを経て、『ワシントン・ポスト』南アジア支局長(89~92年)、同紙編集局長(98~2004年)を歴任。現在、シンクタンク「ニューアメリカ財団」の会長を務める。90年に米証券取引委員会に関する報道でピュリツァー賞を、2005年に『アフガン諜報戦争―CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9・11前夜まで』で再びピュリツァー賞を受賞
木村一浩[キムラカズヒロ]
共同通信記者。1969年生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。93年、共同通信社に入社。山口支局、大阪社会部、外信部などを経て2003年からカブール支局長、イスラマバード支局長、バグダッド支局長、カイロ特派員を歴任。09年からワシントン特派員
伊藤力司[イトウリキジ]
ジャーナリスト。1934年生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。58年、共同通信社に入社、外信部、サイゴン、パリ、ハノイ支局長、編集委員、論説委員などを務めた
坂井定雄[サカイサダオ]
龍谷大学名誉教授。専門は中東・中央アジア現代政治・地域紛争。1936年生まれ。東京都立大学理学部卒業。60年、共同通信社に入社。ベイルート、ジュネーブ支局長などを務めた。93~2005年、龍谷大学法学部教授。05~08年、日本学術振興会カイロ・センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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