社会統合と宗教的なもの―十九世紀フランスの経験

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560081495
  • NDC分類 162.35
  • Cコード C1030

出版社内容情報

あらゆる権威を否定した大革命後のフランス。新キリスト教から人類教、人格崇拝に至るまで、そこに幻出した〈神々のラッシュアワー〉状況を通じて社会的紐帯の意味を問い直す。

内容説明

「もし神が存在しないなら、それを発明する必要がある」新キリスト教から、人類教、人格崇拝に至るまで、「神々のラッシュアワー」状況を通じて社会的紐帯の意味を問い直す。政治と宗教をつなぐ新たな思想地図。

目次

二〇一一・三・一一から十九世紀フランスへ
1 新たな宗教を求めて(商業社会・宗教感情・連帯―コンスタンとボナルド;民衆・宗教・社会学―サン・シモンとコント;民主主義と宗教―ラムネとトクヴィル)
2 人間の地平へ(神と「正義」―プルードンの場合;宗教革命としての民衆教育―キネの宗教的自由主義と共和主義;見出された信仰―シャルル・ルヌーヴィエの共和思想)
「人格」と社会的連帯―十九世紀社会科学史におけるデュルケム

著者等紹介

宇野重規[ウノシゲキ]
1967年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。主な著書に『政治哲学へ―現代フランスとの対話』(東京大学出版会、渋沢・クローデル賞)、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(講談社、サントリー学芸賞)

伊達聖伸[ダテキヨノブ]
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2002年から07年までフランスに留学。リール第三大学博士課程修了。Ph.D.(パリ高等研究院との共同指導)。現在、上智大学外国語学部准教授。主な著訳書に『ライシテ、道徳、宗教学―もうひとつの19世紀フランス宗教史』(勁草書房、渋沢、クローデル賞)

高山裕二[タカヤマユウジ]
1979年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学政治経済学術院助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shobonyan

0
フランス革命以後の社会(国家)と宗教(的なもの)との関係を論じた読み応えのある本でした。19世紀の思想家たちが、フランス革命により宗教(カトリック)が否定されたなかで、いかに伝統から解放された個々人が新たな絆を再創造していくかを考え続けたのか知ることができました。第I部はどれもわかりやすく、勉強になりました。第Ⅱ部は難しい章もありましたが、第六章のルヌーヴィエの共和思想は共感するところもあり、個人的にお気に入りです。2013/02/01

Yosuke Saito

0
19世紀フランスにおける「宗教的なもの」を扱った論文集。刺激的な論考が多く勉強になる。高山氏のラムネーとトクヴィルを扱った論考が個人的にはとても面白く読めた。2011/11/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3332961

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。