出版社内容情報
若きベンヤミン、アドルノに影響を与えた記念碑的名著、30年の訳業を要して全貌成る。内面の暗闇に垂鉛を下ろし既存の哲学を破砕しつつ薄明へと駆り立てる。「新しき生ここに始まる」。(書物復権)
内容説明
若きベンヤミン、アドルノに多大な影響を与えた記念碑的名著、30年の訳業を要して全貌現す。内面の暗闇に垂鉛を下ろし、既成の殻を破砕しつつ薄明へと駆り立てる。
目次
意図(一九一八、一九二三年)
自己との出会い(古い壼;装飾の制作;音楽の哲学;構成不可能な問いの形象)
カール・マルクス、死、および黙示録―あるいは、内向的なものが外向的に、外向的なものが内向的になりうるような世界の道について
著者等紹介
好村冨士彦[コウムラフジヒコ]
1931年生まれ。1967年、早大大学院文学研究科修了。ドイツ文学専攻。日本大学講師、京都大学助教授、広島大学教授、東亜大学教授を歴任。2002年広島にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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