出版社内容情報
「楽譜」「録音技術」など五つの発明が、音楽史にどのような影響を与え、同時に社会や音楽史の動きによってそれらがどう変化を遂げてきたか。作曲家の視点から語るユニークな音楽史。
内容説明
本書は通史としての「音楽史」ではない。西洋音楽千年の歴史において、五つの重要なターニング・ポイントとなった出来事を、それが一般社会にもたらした影響を含めて、その内容を深く掘り下げたユニークな一冊である。
目次
序曲
1 細く赤い線―グイード・ダレッツォと記譜法の発明
間奏曲ヴァチカンの秘密
2 革命を引き起こした音楽―オペラの発明
間奏曲作曲するということ
3 偶然の産物―平均律の発明
4 音量を調整できる鍵盤楽器―バルトロメーオ・クリストフォリとピアノの発明
間奏曲選ばれた人々
5 メリーさんの羊―トーマス・エジソンと録音技術の発明
終曲―すべては変わらねばならない
著者等紹介
グッドール,ハワード[グッドール,ハワード][Goodall,Howard]
1958年、イギリス・ケント州生まれの作曲家。8歳でオックスフォード大学ニュー・カレッジの聖歌隊員となり、のちに同大学クライスト・チャーチで音楽を学ぶ。ミサ曲など数々の合唱曲やミュージカル等に加え、『ミスター・ビーン』をはじめとする多くのテレビ番組でテーマ音楽を担当した。2011年、音楽教育への貢献に対し、大英帝国勲章(CBE)が授与された
松村哲哉[マツムラテツヤ]
1955年。慶応義塾大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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