内容説明
野宿する浮浪者たち、ホップ積み労働の日々、大不況下の炭鉱労働、モロッコ滞在、第二次大戦下のロンドン空襲、孤島での農耕生活と自然観察など、作家の全貌を知る貴重な一級資料。
目次
ホップ摘み日記―一九三一年八月二十五日~一九三一年十月八日
『ウィガン波止場への道』日記―一九三六年一月三十一日~一九三六年三月二十五日
家事日記―第一巻…一九三八年八月九日~一九三九年三月二十八日そのあいだにモロッコ日記―一九三八年九月七日~一九三九年三月二十八日
家事日記―第一巻(続)…一九三九年四月十日~一九三九年五月二十六日
家事日記―第二巻…一九三九年五月二十七日~一九三九年八月三十一日そのあいだに戦争に至るまでの諸事件の日記―一九三九年七月二日~一九三九年九月三日
戦争に至るまでの諸事件の日記―一九三九年七月二日~一九三九年九月三日
家事日記―第二巻(続)…一九三九年九月五日~一九四〇年四月二十九日
戦時日記―一九四〇年五月二十八日~一九四一年八月二十八日
第二戦時日記―一九四二年三月十四日~一九四二年十一月十五日
ジュラ島日記「家事日記」―第三巻…一九四六年五月七日~一九四七年一月五日〔ほか〕
著者等紹介
デイヴィソン,ピーター[デイヴィソン,ピーター][Davison,Peter]
1926年、英国北部に生まれ、7歳の時に父を亡くし、女優志望の母がロンドンに行ったため、孤児院で教育を受けた。16歳になる前に社会に出て、映画会社に勤めたのち、海軍に入った。除隊後、鉄道雑誌編集者などを経て、夜学と通信講座で学士号、修士号を取得し、シドニー大学講師になった。その間に現代演劇をテーマにした博士論文を書き、バーミンガム大学、ケント大学などでも教鞭を執り、現在はグリンダー大学名誉教授。1999年、文学に対する貢献によって大英帝国四等勲士に叙せられ、2003年、文献学会から金賞を授与された
高儀進[タカギススム]
1935年生。早稲田大学大学院修士課程修了。翻訳家。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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masabi
メルセ・ひすい
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