内容説明
音楽への評価はどこまで時代と国境の制約を超えるか。モーツァルト研究で知られる音楽史家が、歴史的な観点から考察する、大作曲家たちの「偉大さ」。
目次
第1章 偉大さの疑わしさ
第2章 偉大さの確実性
第3章 偉大さの内的条件
第4章 偉大さの歴史的条件
著者等紹介
アインシュタイン,アルフレート[アインシュタイン,アルフレート][Einstein,Alfred]
1880年ドイツ、ミュンヘン生まれの音楽学者。第一次大戦後に「ミュンヘン・ポスト」紙他で音楽評論家をつとめ、1939年にアメリカへ移住、45年に市民権を得た。歴史家としての該博な知識と鋭敏な批評感覚を併せもち、16~18世紀のイタリアとドイツの音楽についての著作がある。ケッヘルのモーツァルト作品目録第3版の編集責任者もつとめた。1952年アメリカ、カリフォルニア州で死去。物理学者アルベルト・アインシュタインは従兄
浅井真男[アサイマサオ]
1905年生。1932年早稲田大学独文科卒。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。