カラヴァッジョ 灼熱の生涯 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 274,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560080597
  • NDC分類 723.37
  • Cコード C0071

内容説明

教皇の肖像画家でありながら、殺人を犯し逃亡生活を余儀なくされた16世紀イタリアの巨匠カラヴァッジョ。波瀾万丈の生涯を新たな史料と研究をもとに描き、その人間像に迫る。

目次

ミラノ―一五七一年
カルロ・ボッロメーオとペスト―一五七六一‐一五七八年
徒弟時代―一五八四‐一五八八年
反宗教改革
ミラノからの逃亡―一五九二年
ローマ―一五九二年
ローマの支配者たち―一五九二年
三文画家―一五九二‐一五九六年
デル・モンテ枢機卿―一五九六年
マダーマ邸―一五九六‐一六〇〇年〔ほか〕

著者等紹介

スアード,デズモンド[スアード,デズモンド][Seward,Desmond]
1935年パリ、フランス系アイルランド人の家庭に生まれる。歴史家・著述家。イギリスでベネディクト会の学校、およびケンブリッジ大学で学ぶ

石鍋真澄[イシナベマスミ]
1949年生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。1975年から79年まで、フィレンツェ大学に留学。帰国後、成城短期大学専任講師となる。1982年から83年、および88年から89年に、ローマにて研究する。現在、成城大学文芸学部教授。イタリア美術史専攻。『聖母の都市シエナ中世イタリアの都市国家と美術』(第12回マルコ・ポーロ賞受賞)などの著書がある

石鍋真理子[イシナベマリコ]
1952年生まれ。東北大学文学部卒業。75年から79年、82年から83年、および88年から89年に、夫とともにイタリアで美術史とイタリア語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rinrinkimkim

1
石鍋氏の美術本はとても面白いとすすめられての1冊目。氏がカラヴァッジョに心酔しているのが行間から読み取れて文字数が多いけど頑張れた。カラヴァッジョといえば陰影のはっきりとした絵ですが、なんとこれはアトリエを真っ暗にしてろうそくの光で研究したとか、また果物の絵は人物画と同じくらい難しいと言ったらしいとか次回絵を見るときに思い出せるといいんだけれども2015/09/17

桧山

0
カラヴァッジョさんの人生面白いよ!と勧められたので読んでみた。相変わらず伝記と片仮名の名前は苦手です。 あまり絵については触れず、彼の周囲の状況を書いてカラヴァッジョを考察する感じ?やたらきれいな絵を描きますがフレスコ画は描けないそうで。娼婦をモデルにするパターンが多い。敬虔で色んな枢機卿から愛されてるんだけど、同時に暴力的で人殺しちゃったりとかしてる。逃亡中に死ぬ。もうちょい長生きして作品を残して欲しかった!日本で展覧会やったらちょっと行ってみたい2013/11/03

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