内容説明
教皇の肖像画家でありながら、殺人を犯し逃亡生活を余儀なくされた16世紀イタリアの巨匠カラヴァッジョ。波瀾万丈の生涯を新たな史料と研究をもとに描き、その人間像に迫る。
目次
ミラノ―一五七一年
カルロ・ボッロメーオとペスト―一五七六一‐一五七八年
徒弟時代―一五八四‐一五八八年
反宗教改革
ミラノからの逃亡―一五九二年
ローマ―一五九二年
ローマの支配者たち―一五九二年
三文画家―一五九二‐一五九六年
デル・モンテ枢機卿―一五九六年
マダーマ邸―一五九六‐一六〇〇年〔ほか〕
著者等紹介
スアード,デズモンド[スアード,デズモンド][Seward,Desmond]
1935年パリ、フランス系アイルランド人の家庭に生まれる。歴史家・著述家。イギリスでベネディクト会の学校、およびケンブリッジ大学で学ぶ
石鍋真澄[イシナベマスミ]
1949年生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。1975年から79年まで、フィレンツェ大学に留学。帰国後、成城短期大学専任講師となる。1982年から83年、および88年から89年に、ローマにて研究する。現在、成城大学文芸学部教授。イタリア美術史専攻。『聖母の都市シエナ中世イタリアの都市国家と美術』(第12回マルコ・ポーロ賞受賞)などの著書がある
石鍋真理子[イシナベマリコ]
1952年生まれ。東北大学文学部卒業。75年から79年、82年から83年、および88年から89年に、夫とともにイタリアで美術史とイタリア語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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