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東欧革命1989―ソ連帝国の崩壊

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  • サイズ B6判/ページ数 591,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560080351
  • NDC分類 230.7
  • Cコード C0022

内容説明

「ベルリンの壁崩壊」から、ワレサの「連帯」、「ビロード革命」、独裁者チャウシェスクの最期まで、米ソと東欧6カ国の政治指導者の動向、自由解放を求める民衆の闘いを多角的に追う。「鉄のカーテン」を打ち破った、知られざる舞台裏とは?「冷戦終結」20年後の真実!現地取材のジャーナリストによる緊迫のドキュメント。

目次

プロローグ 一九八九年十二月二十五日(月曜日)、トゥルゴビシュテ(ルーマニア)
第1部 冷戦(労働者国家;希望のメッセージ―一九七八年十月十六日(月曜日)、クレムリン
連帯―一九八〇年八月九日(土曜日)、グダニスク(ポーランド) ほか)
第2部 雪解け(新生ツァーリ―一九八五年三月十日(日曜日)、モスクワ
剣と盾―一九八五年四月、東ベルリン
レーニンの使徒―一九八五年四月四日(木曜日)、モスクワ ほか)
第3部 革命(非難合戦―一九八九年一月一日(日曜日)、ブダペスト
獄中のハベル―一九八九年一月十六日(月曜日)、プラハ
円卓会議―一九八九年一月十六日(月曜日)、ワルシャワ ほか)
フィナーレ 一九八九年十二月一日(金曜日)、バチカン帝国

著者等紹介

セベスチェン,ヴィクター[セベスチェン,ヴィクター][Sebestyen,Victor]
ハンガリー、ブダペスト生まれ。幼少時に難民として母国を離れる。ロンドンの『イブニング・スタンダード』で主任論説委員などを務めたほか、イギリスの数多くの新聞社で活躍した。1989年、東欧共産主義政権の崩壊を広範囲にわたって現地で取材、また90年代の旧ユーゴスラビア紛争も報道した

三浦元博[ミウラモトヒロ]
1950年、滋賀県生まれ。東京外国語大学卒業後、共同通信社入社。84年‐85年のワルシャワ大学留学を経て、ウィーン(ブダペスト、プラハ、東ベルリン兼務)、ボン、ロンドンの欧州各地で「東欧」解体と欧州統合を取材。2007年から大妻女子大学社会情報学部教授

山崎博康[ヤマザキヒロヤス]
1948年、千葉県生まれ。東京外国語大学卒業後、共同通信社入社。78年から外信部、旧ソ連、東欧地域を主に担当。81‐86年、および89‐93年ワルシャワ支局長。95‐98年モスクワ支局長。その後、編集委員、論説委員、論説副委員長を経て、2008年定年退社。現在、共同通信客員論説委員。法政大学、東京情報大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルターガイスト

3
「本書はハッピー・エンドの物語である。」この書き出しからして最高。偽善的イデオロギーと冷笑と疑心暗鬼にもとづく恐怖政治から一転,たくさんの人間の気まぐれと誤算の積み重ねが閾値に達して,誰にも止められない茶番じみた大騒ぎに発展する。興奮の連続。600ページある大書だがあっという間に読める。こんな名作がなぜ絶版で文庫化もされていないのか不思議。(追記)再販されてました。表紙はこっちのがカッコいいけど。ペンで書き込む用にもう1冊買おうかな。2016/12/24

midnightbluesky

3
東欧革命への道のりを東西陣営同時進行的に書かれていて読みやすい。後世の評価はどうであれ、登場人物がすべて“勇者”のように見えてくる。ジグソーパズルのピースが一つずつ欠けてゆき、やがて何も無くなってしまった、ような印象の全体、共産主義。2011/04/29

陽香

2
200911152016/08/07

Masayuki Shimura

2
[蜃気楼の如く]人々の行為の積み重ねで歴史が究極的に沸点に達し、次の瞬間には人間の制御を越えてひとりでに回天していくタイプの話が大好物なのですが、まさにそれを地でいく様子に心震えました。いくつものエピソードが綴られているのですが、個人的にはルーマニアのそれがとても印象に残っています。2016/04/11

可兒

2
この本だけでも多角的に書かれているとは思うが、こうなっては別の本も読みたいな2015/12/01

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