内容説明
「ベルリンの壁崩壊」から、ワレサの「連帯」、「ビロード革命」、独裁者チャウシェスクの最期まで、米ソと東欧6カ国の政治指導者の動向、自由解放を求める民衆の闘いを多角的に追う。「鉄のカーテン」を打ち破った、知られざる舞台裏とは?「冷戦終結」20年後の真実!現地取材のジャーナリストによる緊迫のドキュメント。
目次
プロローグ 一九八九年十二月二十五日(月曜日)、トゥルゴビシュテ(ルーマニア)
第1部 冷戦(労働者国家;希望のメッセージ―一九七八年十月十六日(月曜日)、クレムリン
連帯―一九八〇年八月九日(土曜日)、グダニスク(ポーランド) ほか)
第2部 雪解け(新生ツァーリ―一九八五年三月十日(日曜日)、モスクワ
剣と盾―一九八五年四月、東ベルリン
レーニンの使徒―一九八五年四月四日(木曜日)、モスクワ ほか)
第3部 革命(非難合戦―一九八九年一月一日(日曜日)、ブダペスト
獄中のハベル―一九八九年一月十六日(月曜日)、プラハ
円卓会議―一九八九年一月十六日(月曜日)、ワルシャワ ほか)
フィナーレ 一九八九年十二月一日(金曜日)、バチカン帝国
著者等紹介
セベスチェン,ヴィクター[セベスチェン,ヴィクター][Sebestyen,Victor]
ハンガリー、ブダペスト生まれ。幼少時に難民として母国を離れる。ロンドンの『イブニング・スタンダード』で主任論説委員などを務めたほか、イギリスの数多くの新聞社で活躍した。1989年、東欧共産主義政権の崩壊を広範囲にわたって現地で取材、また90年代の旧ユーゴスラビア紛争も報道した
三浦元博[ミウラモトヒロ]
1950年、滋賀県生まれ。東京外国語大学卒業後、共同通信社入社。84年‐85年のワルシャワ大学留学を経て、ウィーン(ブダペスト、プラハ、東ベルリン兼務)、ボン、ロンドンの欧州各地で「東欧」解体と欧州統合を取材。2007年から大妻女子大学社会情報学部教授
山崎博康[ヤマザキヒロヤス]
1948年、千葉県生まれ。東京外国語大学卒業後、共同通信社入社。78年から外信部、旧ソ連、東欧地域を主に担当。81‐86年、および89‐93年ワルシャワ支局長。95‐98年モスクワ支局長。その後、編集委員、論説委員、論説副委員長を経て、2008年定年退社。現在、共同通信客員論説委員。法政大学、東京情報大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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