感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naotan
10
第一巻が、中学生のときの課題図書でした。月日を経て、全巻取り寄せて読んだのは大学生になってから。当時はジャックに感情移入していたけど、今ならお兄さんの気持ちに寄り添えそうです。
amu
2
理想主義者で純粋、故に生きづらそうなジャックと現実的で大人な感じのアントワーヌ。アントワーヌがとても魅力的。エリート社会を要領よく生きて来た人にありがちな本心が分からない感じ。そんなアントワーヌの心の声が聞こえてきたのは戦争に巻き込まれ心身ともに傷ついた時だった。 戦争の陰が色濃くなりアンヌとの関係を清算した辺りの印象深い文章。「世界のうえを、さきがけて吹く風のそよぎが、木々の枝から、いたんだ果実をゆり落としていたのだった」戦争という一大事を前に、ゆり落ちない果実(大切な人)はそう多くないのだろう。 2024/02/24
ジャックとジェンニー
1
読んだら、きっと人生が変わる本です。2012/10/01
