出版社内容情報
戦場で記憶を失った男をめぐる三人の女性の心理劇。ケアの視点からも再評価される英国モダニズム小説。併録「終わらない結婚生活」。
【目次】
内容説明
第一次大戦に出征した夫クリスの帰りを屋敷で待つ妻キティと、いとこジェニーのもとに、みすぼらしい身なりの女性がクリス負傷の知らせを持ってやってくる。彼はシェルショックで過去15年間の記憶を失い、ひたすらかつての恋人に会いたいと望んでいた。訪ねてきた女性こそがその元恋人マーガレットだったのだ。やがてクリスが戦地から帰還し、彼をめぐる三人の女性たちの心理ドラマが始まる。ケアの視点からも再評価される英国モダニズム小説の名作。併録「終わらない結婚生活」。
著者等紹介
ウェスト,レベッカ[ウェスト,レベッカ] [West,Rebecca]
1892年、ロンドンで生まれる。本名シシリー・イザベル・フェアフィールド。王立演劇学校で女優を志すかたわら、女性参政権運動に参加し、フェミニズムの論客として頭角を現した。多くの新聞・雑誌にエッセー・評論を寄稿し、1918年に発表した『兵士の帰還』は第一次世界大戦を女性の視点から描いたモダニズム小説として高い評価を獲得、ユーゴスラヴィア旅行記『黒い羊と灰色の鷹』(41)も名作として知られる。文筆活動の一方で多くの著名人と交際し、26歳年上のH・G・ウェルズとは10年にわたり恋愛関係にあった。戦後も自伝的小説『泉は溢れる』(56)をはじめ、政治・社会批評、小説、伝記、旅行記など旺盛な執筆を続けた。1983年死去
鈴木孫和[スズキタダカズ]
1988年、愛知県生まれ。英文学・文化研究者。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、東京大学大学院修士課程、レスター大学大学院博士課程修了。現在、成蹊大学文学部専任講師
小山太一[コヤマタイチ]
1974年、京都府生まれ。英文学者・翻訳家。東京大学文学部英文科卒業後、同大学院修士課程、ケント大学大学院博士課程修了。現在、立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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