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内容説明
「X」は何を表す? 「ルート(記号)」とは?──学生時代、きちんと意味がわからないまま勉強していた、数学の根本的な疑問が氷解! 数の歴史やエピソードとともに、数学の本当の魅力や美しさがわかる入門書。
目次
第1章 数と計算(数について 自然数 ほか)
第2章 文字と方程式(文字の使用 方程式 ほか)
第3章 変化の法則と関数(変化の法則 1次関数 ほか)
第4章 微分と積分(極限という考え方 微分とは ほか)
第5章 形と幾何学(証明という方法 『原論』の公理 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンショウ
52
購入。拝読。初等関数‥解ける関数と解けぬ関数。解ける関数が、人の認識の限界を示すのであれば、解けぬ関数は、その先を示す。この世界は、何かを隠すのでは無く、我々が、それに気付か無いだけ‥なのかも知れない。2014/11/26
禿童子
38
原題は『読む数学-通読できる数学用語事典』。自然数から始まって虚数を含む複素数までの数論、文字を使った方程式についての代数学、多項式関数などの初等関数、微分と積分、ユークリッドに始まる幾何学と、おおよそ大学初級までに習う数学の基礎分野を網羅している。ただ、言葉を多く使って説明していても私には難解だった。オイラーの公式など対数の底eと円周率πの美しい関係、対称性が操作によって変わらない性質であること、極限についてのε-δ(イプシロン-デルタ)論法など、言葉として印象に残るものはあったが、大部分は消化不良。2020/09/30
gushwell
9
一度、途中で断念した本に再挑戦。中学数学から、大学初年次の数学までが文庫本270P弱に納められています。後半は理解できない箇所が何ヶ所かありましたが、数学ガールの秘密ノートシリーズを読んだ後だったので、なんとか最後まで読むことができました。最終章の「形と幾何学」は物の見方を変えることの重要性を再認識できました。2018/03/29
すみけん
9
数式中心でなく、文章中心に、まさに「読む」数学になっているのが良い。あまり難解な内容にはなっていないので、数学の読み物としては面白かった。(日を空けて読んだので、時間がかかりましたが)2015/05/15
ctrl+alt+deb
5
中学生には早すぎた(中1)2014/11/09