出版社内容情報
恋人たちは十代最後の日々、夢を追いつつ「大人の事情」に転がされていたが……。新ノーベル文学賞作家による青春小説。
さようなら、シトロエンDS19! パリのサン・ラザール駅で出会った恋人同士は、十代最後の日々、夢を追いつつ「大人の事情」に転がされていたが……。新ノーベル文学賞作家による青春小説。
【著者紹介】
1945年生まれ。フランスの作家。「暗いブティック通り」でゴンクール賞、2014年ノーベル文学賞受賞。
内容説明
はたちになろうとしていた、あの頃…兵役あがりのルイと歌手志望のオディールは、パリのサン・ラザール駅で出会い、恋に落ちた。そして十代最後の日々を、ふたりは、夢を追いながらも「大人の事情」に転がされていった―。パリから遠く離れて、いまや山荘で幸せな家庭を築くふたりの過去には、はたして何があったのか?ゴンクール賞に輝いた『暗いブティック通り』につづく、受賞後第一作。醇乎たるパッションが胸を打ち、香り立つフェティシズムが読者の記憶をもよびさます、新ノーベル文学賞作家による青春小説!モーシェ・ミズラヒ監督による同名映画の原作。
著者等紹介
モディアノ,パトリック[モディアノ,パトリック] [Modiano,Patrick]
1945‐。フランス人作家。ユダヤ系イタリア人の父とベルギー人の母とのあいだ、1945年7月30日に生まれる。レイモン・クノーの導きのもと、『エトワール広場』(1968)でデビューして、2つの文学賞に輝く。その後も『パリ環状通り』(1972)でアカデミー・フランセーズ小説大賞を、『暗いブティック通り』(1978)でゴンクール賞を受賞し、若くして名声を確立。「占領下の世界を浮き彫りにした記憶の芸術」が評価され、2014年度のノーベル文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちょろんこ*勉強のため休止中
藤月はな(灯れ松明の火)
mm
ドン•マルロー
Christena