出版社内容情報
クリスマスの朝、忽然と姿を消したエドウィン・ドルード。事件の背後にはある人物の暗い影が……。文豪最後の未完の傑作。
【著者紹介】
1812~1870年。イギリスの作家。『ピックウィック・クラブ』『オリヴァー・トゥイスト』『クリスマス・キャロル』『デイヴィッド・コパフィールド』『荒涼館』『リトル・ドリット』『二都物語』『大いなる遺産』などの名作を次々に発表、ヴィクトリア時代英国を代表する国民的作家となった。
内容説明
嵐が過ぎ去ったクリスマスの朝、大聖堂の町から忽然と姿を消したエドウィン・ドルード。河の堰で彼の懐中時計が発見され、以前よりエドウィンと反目していた青年ネヴィルに殺人の嫌疑がかかるが、事件の背後にはある人物の暗い影が…。英国の文豪ディケンズが初めて本格的に探偵小説に取り組み、その突然の死によって未完となった最後の長篇。原書挿絵を全点収録。残された手掛りからドルード事件の真相を推理する訳者解説を付す。
著者等紹介
ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ] [Dickens,Charles]
1812‐1870。英国南部ポーツマス郊外に生まれる。父親の濫費癖のため一家は困窮、少年時代から労働に従事する。新聞記者の仕事の傍ら執筆した小品集『ボズのスケッチ集』(1836)に続いて、月刊分冊形式で刊行した『ピックウィック・クラブ』は絶大な人気を博し、作家的地位を確立する。以後、名作を次々に発表、多くの魅力的な登場人物を創造して、ヴィクトリア時代英国を代表する国民的作家となた。雑誌の編集や自作の公開朗読にも精力的に取り組み、未完の『エドウィン・ドルードの謎』を残して死去
小池滋[コイケシゲル]
1931年生まれ。東京大学文学部卒業。東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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