白水Uブックス<br> 中二階

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白水Uブックス
中二階

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560071229
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

 中二階のオフィスへエスカレーターで戻る途中のサラリーマンがめぐらす超ミクロ的考察。靴紐が左右同時期に切れるのはなぜか。牛乳の容器が瓶からカートンに変わったときの素敵な衝撃。ミシン目を発明した人間への熱狂的賛辞等々、これまで誰も書こうとしなかった愉快ですごーく細かい小説。

内容説明

中二階のオフィスに戻る途中のサラリーマンがめぐらす超ミクロ的考察―靴紐はなぜ左右同時期に切れるのか、牛乳容器が瓶からカートンに変わったときの感激、ミシン目の発明者への熱狂的賛辞等々。これまで誰も書かなかったとても愉快ですごーく細かい注付き小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

88
やっと読み終わった。ちょっと読んでは他の本を読み始め、を繰り返して。でもやっぱり読みたいので貸し出し延長と借り直しをこれまた繰り返して。かれこれ2ヶ月。というのもこの本、ある会社員が会社で靴の紐を切ってしまい昼休みにドラッグストアで新しい靴紐を買ってまた会社に帰る。これだけ。本当にこれだけの内容なのに197ページ。細かすぎる描写としょっちゅう乱入して来る細かすぎる注釈。ツボにはまれば声を出して笑える。わかるわかる、って。ぱっと目にはつまらない会社勤めの1日も、ああそうか、こんな風に捉えれば何か楽しいって。2022/04/18

いちろく

54
お昼休みにエスカレーターで職場へ向かう過程を描いた作品。作中で流れる実時間は、おそらく数十秒程度。その僅かな時間の中で繰り広げられる脳内思考の量に圧倒された。本編以上にメタ要素も狙っているであろう注釈の方が、文章量も多いし細かい点も特徴。個性的すぎる構成だけでも、実験的な作品として十二分に楽しめた。私は好き。 2019/06/25

zirou1984

52
ゆく意識の流れは絶えずして、しかも元の思考にあらず。20世紀における重要な文学技法「意識の流れ」は本作にて換骨奪胎され新たな手法へと転生する。つまり―意識ダダ漏れ。オフィスの中二階へと繋がるエスカレーター、主人公がそこに乗っている間に頭の中を駆け巡ったものを小説化したそれは、靴の紐やトイレの設備、日用備品の細々とした事物ばかり。しかし、誰もが見ているはずのものを、脱線に脱線を重ね、時に注釈が本論を食ってしまう様な誰も見たことのない語り口で描いてしまうのが見事なのだ。それは現代の孤独を諧謔的に笑い飛ばす。2014/09/05

KI

36
明日から思考のなかに注釈が邪魔をしそう。2020/02/18

拓也 ◆mOrYeBoQbw

35
中篇小説。モダニズム、メタフィクション。プロットの無い、と言いますか、「語り手が一階からエスカレーターに乗り、オフィスのある中二階に到着するまでの物語」を”意識の流れ”を中心に描いた一冊です。”意識の流れ”はウルフやジョイス、メタフィクションとしては註釈で本編と別に物語るナボコフやソモサの作品が挙げられますが、そういった作品群のどれよりもベイカー作品が読み易い!ってのが第一だと思います。テーマは物に対する思考の連鎖。他愛もないリアリズム私小説とも読めますが、伸縮する時間空間軸の中に置けば名作になりますね。2018/07/09

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