内容説明
初級から上級まですべてこれ一冊でＯＫ。カエサル、キケローなど２０数名の古典著作家からの本物のラテン語の例文を豊富に取り入れ、巻末単語集には文例に表れる全語彙を収録。
目次
１ 初級篇―形態論を中心に（例文；規則動詞第１活用と第２活用の直説法現在３人称 ほか）
２ 中級篇―統語論を中心に（属格の用法；与格の用法 ほか）
３ 上級篇―講読（カエサル『ガッリア戦記』第１巻より；コルネーリウス・ネポース『伝記』２３「ハンニバル」より ほか）
４ 付録（変則的な名詞；ギリシア語系の名詞 ほか）
感想・レビュー
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サアベドラ
1
ラテン語中級文法書。基本的な構成は同著者の初級者向け『標準ラテン語文法』と変わらないが、統語を中心に文法事項の説明がより詳しくなっている。例文にキケロなどがそのまま使われてたり、巻末に上級編としてカエサル、オウィディウス、キケロなどの原文購読パートが置かれていたりと、原文講読の準備として丁度いいと思う。ただし初版は誤植が多い（活用表が間違ってるとかありえないでしょ）ので正誤表でよく確認すること。2011/06/02
