出版社内容情報
ハングルの成立前史から創製の過程、受難と受容、近代的正書法の確立など、この比類なき文字の歴史を詳細にたどる。
内容説明
知られざる数奇な運命を前史から現在まで謎解く。
目次
表音文字か、表意文字か―漢字との出会い
吏読は本当に薛聰が作ったのか―表記をめぐる葛藤の歴史、吏読は本当に必要だったのか
新羅の人々はどのように文を書いたのか―郷札に込められた先人の智慧
漢文の経典はどう読まれたか―漢文に振られた吐、口訣の歴史
訓民正音(ハングル)はすべての民衆に用いられたのか―訓民正音と「愚かな」民衆
訓民正音(ハングル)は他の文字を真似たものか―模倣説が囁かれるわけ
崔萬里はなぜ訓民正音(ハングル)創製に反対したのか―集賢殿の学者・崔萬里の哲学と思想
ハングルはいつから大衆に愛用されるようになったのか―ハングルの価値再発見
ハングル正書統一案はなぜ作られたのか―表記法の混乱と標準語の必要性
集め書きか、ばらし書きか―ばらし書きを実践した人々
外国人のためか、韓国人自信のためか―外国人のための韓国語表記、ローマ字表記法〔ほか〕
著者等紹介
朴永濬[パクヨンジュン]
釜慶大学教授
柴政坤[シジョンゴン]
韓国科学技術院教授
鄭珠里[チョンジュリ]
東ソウル大学教授
崔〓鳳[チェギョンボン]
圓光大学教授
中西恭子[ナカニシキョウコ]
東京外国語大学大学院修士課程修了。ソウル大学大学院博士課程修了。韓国・東国大学専任講師を経て早稲田大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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