出版社内容情報
カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー、メルロ=ポンティ……「美の技術」をめぐる真理の探究者達。彼らの思考の軌跡を辿り、芸術を哲学するためのアイデアを紹介する、美学入門書。【編集者よりひとこと】芸術哲学史上において重要な論者たちを年代に沿って取り上げ、要所要所には引用をはさみ込みながら、芸術哲学の歩みと基本的な論点を紹介しています。通読して芸術哲学のアウトラインを追うもよし、まずは自らの関心に訴える章に直接取りかかって読むもよし。「芸術を哲学するためのヒント」が詰まっています。
内容説明
プラトン、カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー、メルロ=ポンティ…芸術を前にして、沈黙を破った西洋の哲学者たち。本書は、「美の技術」をめぐり真理の探究をつづけた者たちの思索の軌跡を、彼らが残した原典も引用紹介しながら、たどってゆく。芸術を哲学するためのヒントが詰まった、ユニークな入門書。
目次
第1章 模倣
第2章 美学の問題
第3章 芸術の運命
第4章 想像力
第5章 芸術家
第6章 芸術と真理
第7章 表現
著者等紹介
阿部成樹[アベシゲキ]
1962年生。1985年東北大学文学部卒。パリ大学美術史学博士。山形大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
吟遊
7
文庫クセジュらしい(と僕は思っている)読みにくさがある。フランス流のエッセイ風(モンテーニュのエセー風)の書き方が読みにくいのと、博識をベースにしているので、古典の素養がないと読めない「入門」になっていること。そして、あとはどこまでが定説でどこからが著者の見解なのか、わかりにくいところ。ただ、章ごとにべつの「芸術」の捉え方を描く仕方は、かんたんにパターン化もされていて、飲み込みやすい部分はある。最後に、著者はドイツ哲学の訳者(仏)なので、二国にまたがっているのはよいね!2016/12/06
ラウリスタ~
6
う~ん、やっぱりクセジュ文庫は苦手かな。全体の流れが上手くつかめない、個々の内容はそこそこ面白いんだろうけれども。プラトンの芸術批判に対して、そもそもプラトンの言う芸術を、現代で考える芸術と同一視しては云々や、メルロ・ポンティの芸術の捉え方、視覚の芸術からみた捉え方など面白い点はある。けれども中途半端感は否めない。入門にしては難しすぎるし、そのわりには短いから、もうちょっと十分な知識があって読むほうがいいかも。2012/01/03
Naota_t
3
#2315/★3.2/読むのに根気が必要だった。芸術一般に対し、哲学的側面から理解を深めたいと期待したが、私のレベルが低く、ただ一生懸命読む作業に徹することになってしまった。ーー芸術は美術館にあるものの集積ではなく、新たな存在論的概念、存在者をその全体性において解釈するやり方である。(p137)、芸術家とは、ある光景を明確にし、それを他の人間たちに接近可能にするもののことだが、その光景とは、他の人間たちが見ることのないままその一部をなるもの、すなわち、再度見出された身体と世界との統一である。(p151)2025/12/14
雅人
1
芸術哲学の軌道を辿っていく一冊。年代を追いながら原典の引用などもあり、芸術哲学のアウトラインを追いながらも詳細に調べることも可能にしてくれる点で優れていると思われる。ただ、歴史的な背景や思想の説明があまりないので入門としての敷居の高さが難点であるし、訳本として読みにくい部類である。2013/12/16
tatsuw0
0
初見殺し。2011/06/22
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