出版社内容情報
中世イタリア美術史に名を残す巨匠たちの作品を正しく鑑賞するために! 中世のイタリア絵画における技法と図像の進歩について、わかりやすく解説する。キリスト教図像学入門。【編集者よりひとこと】ジョットを筆頭にして、ドゥッチョやマーゾ、シモーネ・マルティーニ、ロレンツェッティ兄弟……中世イタリアの美術史については、名だたる巨匠たちがいるにもかかわらず、これまで充分な紹介が行なわれてきませんでした。著者は、フレスコ画や多翼祭壇画などの解説を通じて、キリスト教絵画やイスラム美術が混じり合った(地中海で育まれた)「ルネサンス以前」の、多彩で豊かな“知られざるイタリア美術の世界”へと読者を誘ってくれます。
内容説明
ジョットを筆頭に、ドゥッチョやマーゾ、シモーネ・マルティーニ、ロレンツェッティ兄弟…中世イタリア美術史に名を残した巨匠たちの作品を、正しく鑑賞するために!フレスコ画や多翼祭壇画など、中世のイタリア絵画において技法と図像が進化してゆくさまを、わかりやすく解説する。キリスト教図像学入門。
目次
第1部 古代から「再生」へ(古代の遺産とビザンティン;暗黒の世紀からカロリング時代へ;ロマネスク時代、十一~十二世紀;十三世紀前半;十三世紀後半)
第2部 飛躍(十四世紀前半;十四世紀後半;国際ゴシック様式)
著者等紹介
池上公平[イケガミコウヘイ]
1957年生。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程中退。西洋美術史専攻。共立女子大学助教授
原章二[ハラショウジ]
1946年生。1970年早稲田大学文学部卒。哲学・美学専攻。早稲田大学教授
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