出版社内容情報
フェニキア人の植民市カルタゴが、百戦錬磨の連邦国家ローマを相手に、三度、戦いを挑む。ハンニバルの活躍とともに記憶される悲運の物語。古代地中海の覇権争いの顛末を詳細に描く。
内容説明
フェニキア人の植民市カルタゴが、百戦錬磨の連邦国家ローマを相手に、三度、戦いを挑む。ハンニバルの活躍とともに記憶される悲運の物語。古代地中海の覇権争いの顛末を詳細に描く。
目次
第1章 ポエニ戦争以前のカルタゴと西地中海
第2章 第一次ポエニ戦争―前264年~前241年
第3章 大戦間の時代―前240年~前219年
第4章 第2次ポエニ戦争―前218年~前201年
第5章 前2世紀のローマと第三次ポエニ戦争―前200年~前146年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dongame6
4
「ローマ人の物語」はまさに物語として通読する分には優れているが、主観に過ぎるのと、話を面白くし過ぎる側面があるだろうという事で、ローマとカルタゴの戦争のディティールと客観性を埋めようとこの本を読んでみたが、思った以上に地面に足が付いた感覚が得られたのでとても良かった。2017/12/04
ソノダケン
2
カンネーの戦いの記述はわづか3行。今北産業。昔の2ちゃんねるかよ。半端な物語仕立てにせず、地中海世界の戦略を立体的に浮かび上がらせる名著と思う。2016/06/17
ホームズ
2
事実の羅列って感じで少し読みにくい気がした。内容は第二回ポエニ戦争の記述が大半ハンニバル戦争は書く内容が豊富って事なんだろうな。逆に第三回はほとんどオマケって感じだった。2008/01/27
白神 健吾
1
大学の夏季レポートの作成の為に読んだ1冊。 若干読みにくい部分が多いが全体的に様々な情報が載っていて大変役に立った。2015/09/12
MonsieurACT
0
日本語で読める本の中では最も客観的にポエニ戦争を記述したものと言え,通史を学ぶには格好の書。翻訳は原著のフランス語が少し浮き出ていたり,接続詞の使い方が良くも悪くも本来的であったり,訳語の選択に若干変なところがあって少し読みにくいかもしれない。あとがきは短いながらも必読。2018/02/08
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