文庫クセジュ<br> ワインの文化史

文庫クセジュ
ワインの文化史

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  • サイズ 新書判/ページ数 161,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560058015
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1277

出版社内容情報

ワインの流れる歴史は、かくも芳醇だ! 古来、神話や神秘の世界、聖人、祝祭などと結びつけられ、国民的な飲み物、さらには社会的〈差異化〉の手段ともされてきた葡萄酒。本書は、いつの時代も変わることなく、文化を担い、文化を伝えるものとして享受されてきたワインの熟成の背景を楽しく語る。

内容説明

ワインの流れる歴史は、かくも芳醇だ!古来より神話や神秘の世界、聖人、祝祭などと結びつけられ、国民的な飲み物、さらには社会的「差異化」の手段とされてきた葡萄酒。本書は、いつの時代も変わることなく、文化を伝えるものとして享受・飲用されてきたワインの熟成の背景を楽しく語る。

目次

はじめに ワイン以前の「酒」
第1章 ワインとその文化
第2章 ワインと宗教
第3章 ワインと守護聖人
第4章 ワインと祝祭
第5章 ワインとその消費
第6章 ワインとヨーロッパ
結び ワイン以後の「酒」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

5
(図書館)読了2020/02/29

ぶらり

3
ワインはギリシャに合うし、ローマにもフランスにも合う。神秘の飲み物でギリシャ神話に合うしエジプトの神々にもキリスト教にも。オシリス、ディオニュソス、バッカス!ローマからスペインに行く途中、フランスで大いに愛され、教皇に愛され守護聖人と葡萄栽培者は一体化し、新大陸でも南米でも享楽!祝祭だ!ワーテルローでビールと戦いアルザスで火花を散らした。しかしワインは「生命の水」!ヌーボー、ヴィラージュ、収穫祭!カーニバル!ソーマって?ワインは色々な料理に合う、読書にも合う。ディオニュソス万歳!2010/11/29

2
ヨーロッパとワインの繋がりを宗教や経済の面から説明した本。古代よりディオニュソスやバッカス、今でも西洋の宗教行事ではワインは重要な役割を果たしており、神聖なものとされている(これがビールだとジョッキになってしまい、そのことが対ゲルマンの図式を分かりやすくしたとか何とか)。EC時代の著書なので情報は古いが、ワインが身近な飲み物としての立場をビールに奪われ始め、ワインの消費量の大幅な落ち込みや味そのものの変更等の苦境に立たされているのも、「ワイン」の在り様が変わっていく「文化」の一つであると確認できた。2011/05/09

渓流

0
求めていた内容ではなく、パス。ワインじゃなく、ワインに纏わる経済政治のお話。2012/10/02

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