文庫クセジュ<br> フランス植民地帝国の歴史

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文庫クセジュ
フランス植民地帝国の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 182,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560057988
  • NDC分類 235.05
  • Cコード C1222

出版社内容情報

四世紀にわたって、アフリカ、カナダ、東南アジア、南太平洋など、かつてのソビエト連邦に匹敵する規模の領土を誇った「フランス植民地帝国」。本書は侵略する側の「ばら色の伝説」と、独立運動を行なう側による「黒い伝説」とを巧みに織り混ぜながら、その誕生から崩壊までの「根底からの変化」を描く労作。

目次

第1部 植民地拡張の3世紀(領土の発展;行政と開発;住民と社会)
第2部 帝国主義の1世紀(新しい植民地―1830~1870;拡張期―1870~1900・1904年;絶頂期―1904~1931年)
第3部 植民地の大変動の1世紀(変動の要因;植民地社会の変容)
第4部 崩壊(解体への諸力;瓦解への前奏曲―1930~1945年;フランス連合、共同体、そしてアルジェリア独立へ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

belier

2
先日、平野千果子氏の『フランス植民地主義の歴史』を読んだが、その平野氏がその著書を出す以前に翻訳した本。16世紀に始まるフランス植民地拡張から書き起こし、戦後の崩壊までの長い期間をカバーしている薄い入門書。内容を掘り下げず史実を淡々と記述している。植民地主義に対する批判的な視点が弱くて不満を感じたが、平野氏の著書の補助本として捉える。2024/10/14

MIRACLE

0
フランスの植民地領有の歴史について、時系列にそって、まとめた本。固有名詞を知ることはできたが、叙述に視点がないため、事実の羅列に終始している。そのため、フランスの植民地領有について、理解を深めることができなかった。題名が立派でも、実質がそれに伴わないのでは、話にならない。また、本書の内容からいって、地図(地理)と年表(歴史)が一枚も登場しないのは、不可解。翻訳も横文字を縦文字にしたような文章で、うんざりした。2013/07/27

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