出版社内容情報
ポスト・バブルの資本主義社会では、外国人労働者の問題などが発生し、新しい労使関係のあり方が厳しく問われている。本書では、両者の関係の行方を見すえるために、フランスにおける「労働法の歴史」、すなわち「立法者による介入の歴史」が概説される。なお、巻末にはフランスの労働立法略史を付した。
内容説明
ポスト・バブルの資本主義社会では、外国人労働者の問題など、今後ますます新しい労使関係が問われていくことであろう。フランスにおける労働法の歴史=立法者による介入の歴史を概説した本書は、こうした労使の行方を見据えるためにも有益である。巻末にはフランスの労働立法略史を付した。
目次
序論(労働法の歴史的発展;実定法における労働法の法源;労働法の特色)
第1部 労働法の特徴(国家の保護的介入;労働組合の保護的介入;労働者の地位向上)
第2部 労働法の適用(適用の監督、労働監督機関;適用に関する訴訟、労働審判所)