出版社内容情報
イギリス人の生活の人間的な側面に光をあてて、あくまで具体的・実証的にその種々相を伝える。統計的な数字を駆使すると同時に、心理的にも深い洞察にあふれた本書は、たんなる英国事情紹介や案内記に終わらない、文明批評的な鋭さを備えた好著である。
目次
第1章 イギリス人の生活の組成
第2章 年中行事
第3章 王室
第4章 日常生活の道具立て
第5章 教育と娯楽
第6章 社会生活と家庭生活
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
42
図書館のリサイクル棚から、文庫クセジュ、これはアレス(紫色社会科学)の分類です。フランス人の目から見たイギリス人の生活が書かれています。訳者が1960年、さらに1991年に改版とのことで、さすがに古いのですが、かえって文学上の「イギリス人」のイメージが描かれているように思いました。あの新鮮な空気を求めて常に窓を開けるのは今では廃れているのでしょうか?福祉国家とか昔日の面影でしょうか。紅茶は今でも日に7〜9杯飲むとAIが答えますが本当でしょうか?マグカップにティーバッグが定番かな。もっと知りたくなります。2024/12/30
timeturner
0
フランス人の目で見たイギリス・・・食の項目での憤慨ぶりが笑える。2011/05/09
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