出版社内容情報
本書はキリスト教徒の東方巡礼の伝統を十字軍の起源とみる史論である。厖大な遠征事業の構造論的分析、その法的・財政的裏づけの実証、西欧人の侵略に対抗するイスラム側の反十字軍など、最新の学説にもとづいて平明に解説してあり、十字軍研究書としても読みものとしても格好のものである。
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- 和書
- 聖書学論集 〈53〉
本書はキリスト教徒の東方巡礼の伝統を十字軍の起源とみる史論である。厖大な遠征事業の構造論的分析、その法的・財政的裏づけの実証、西欧人の侵略に対抗するイスラム側の反十字軍など、最新の学説にもとづいて平明に解説してあり、十字軍研究書としても読みものとしても格好のものである。