出版社内容情報
「われ思惟す、ゆえにわれ在り。」この明証性から出発して、世界を体系的に考察したデカルト。それを受け入れ、数学的認識に対する存在論の基本的関係を独創的な構造によって展開したマルブランシュ、スピノザ、ライプニッツ。本書は、近代におけるこの「偉大な合理主義」の核心を明解に記述している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Naota_t
3
#2292/★3.1/本当に、1ページ、1段落も理解できなかった。読了するのにとても多くの時間がかかった。デカルトなどの哲学を学ぶ人はこれを読んで「うんうん、そうだよな、目の前がパッと明るくなった!」と思うのだろうか。このような文章を読んでいて、一昔前の美術館のキャプションを思い出した。彼らには独自の世界観があり、平易な文章を書くと負け、のような印象がある。しかし、美術館は、あらゆる人に開かれた場所であり、その良さを伝えることが使命だ。近年は読みやすい文章が増えている。今の哲学の世界はどうなんだろうか?2025/09/16
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