出版社内容情報
フランス革命についての書物は多いが、本書は、社会経済史的な側面からこれを論じたものである。ジョレスからマティエ、ルフェーブルへと受け継がれてきた革命史研究のエッセンスを見事に凝集することで、革命の本質とその推移とを心憎いまで的確に捉えている。最も簡明で信頼すべきフランス革命史。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベリル
23
【Library】1回読んだ程度で理解できたとは言えないけど、難しかったわりに面白かった。ジャコバン派とかロベスピエールとかルイ16世とか、それまで知っていた知識が少しだけ深く広くなった気がする。マリー・アントワネットの逃亡劇も客観視するとそういう解釈になるのか、とかいろいろ考えさせられた。やっぱり片寄った読書はダメね。なるべく多角的に物事を見るようにしないと、ますます残念な大人になりそう。2022/01/06
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