出版社内容情報
〈国際アンデルセン賞〉〈ニューベリー賞〉受賞作家による現代版『ハックルベリー・フィン』の物語。100年前のアメリカのいなか町で、牧師の息子ロビーがまきおこす、ゆかいな大騒動。
内容説明
「国際アンデルセン賞」「ニューベリー賞」受賞作家による現代版『ハックルベリー・フィン』の物語。百年前のアメリカのいなか町で、牧師の息子ロビーがまきおこす、ゆかいな大騒動。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けむりの猿c((•ω•))ɔ
1
原題「Preacher's Boy」牧師の息子。児童文学にありがちなタイトル、〜の冒険。子供が食指を動かすきっかけにはなると思うが、個人的には改題はして欲しくない。作品の雰囲気を壊しかねない。キャサリン・パターソンの作品を読むのは「テラビシアにかける橋」に続いて2作目。どちらも出てくる女の子が魅力的!浮浪者の娘ヴィーラがなんともチャーミング!厳格な父や知的障害の兄との関係性も物語が進む中でよく描かれていた。19世紀末の終末思想や牧師でありながら進化論を支持する父親。小さな子供の胸にも大きな悩みがある。2020/03/20
joyjoy
0
牧師の息子ロビー。らしくあることを求められるとつらいよね。一度はサル神論者(無神論者)になるものの、やっぱり、と戻ってくる。うれしくなる。2017/10/13