出版社内容情報
冬のパリのアラブ人街。老婆連続殺害事件を捜査中の刑事が白昼頭を銃でふっとばされた。色めき立つ警察。この事件に恋人ともども巻き込まれた我らが身代りの山羊、マロセーヌ君。『人喰い鬼のお愉しみ』でわが国のユーモアミステリー・ファンの圧倒的支持を受けたマロセーヌ・シリーズ第2弾!
内容説明
フランスで超ベストセラーを記録したユーモア・ミステリーの快作!あのマロセーヌが帰ってきた!『人喰い鬼のお愉しみ』に続くシリーズ第二弾は、笑いとスリルと意外性を満載してさらにパワーアップ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみ
23
翻訳者チェンジで少しくっきりした印象に。こう見えて社会派ミステリー。ネタバレあとがきは勘弁してくれよ、と思ったけれど。2017/10/03
ふみ
22
再読は初読以上の味わい。綿密な伏線と人の心の不思議がきれいに回収されていく。もう他人とは思えないキャラクターたちに賛辞を。2017/10/22
redbaron
5
今作も楽しいわ。家族増えてるし(ママ産みすぎw)。もはやスケープゴートというより聖人。人喰い鬼はいつの世にも健在しているのね。2015/01/05
shiaruvy
4
【1998.01.20 初版】 シリーズ化されたので\2,400-で購入。 翻訳者が中条省平氏→平岡敦氏へ。2017/09/03
中海
2
うーん。好きなシリーズだし楽しいんだけど、なんか物足りないぜ。主人公が出てこなすぎ。警察のターンが多くて。三作しかないこのシリーズなんだけど、なんかサザエさんとかテレビ付けたまま料理作っていたら、だいたい内容はわかったけど、細かいところまではわからないまま終わっちまったぜ、という感じでした。今回は必要以上に「ジュリー(主人公の彼女、今回はずっと意識不明)のおっぱいがどうの」っていう内容が多くて、もっとエピソードを入れ込んでくだされや、と思いました。2021/12/14