出版社内容情報
アーサー王妃グニエーヴルとの恋に命を賭けるランスロ、聖杯を求めて遍歴するペルスヴァル――高名な円卓騎士を主人公としたクレチアン・ド・トロワの二大傑作、才気溢れる小傑作『影の短詩』の待望久しい本邦初訳。これに妖精と騎士の恋の小品『ギジュマール』『ランヴァル』を添える。
内容説明
アーサー王妃グニエーヴルとの甘美かつ苦渋の恋に命を賭けるランスロ、聖杯とアイデンティティ確立を求めて遍歴するペルスヴァル―高名な円卓騎士を主人公としたクレチアン・ドロワの二大傑作、才気溢れる佳品『影の短詩』の待望久しい本邦初訳。これに妖精と騎士の恋の小品二篇が花を添える。
目次
ランスロまたは荷車の騎士(クレチアン・ド・トロワ)
ペルスヴァルまたは聖杯の物語(クレチアン・ド・トロワ)
ギジュマール(マリ・ド・フランス)
ランヴァル(マリ・ド・フランス)
影の短詩(ジャン・ルナール)