出版社内容情報
ディーンは肛門を犯しながら、乳首を切り取ろうとしている。邪悪なゲイ殺人鬼が美少年たちを拷問、虐殺した連続事件の全容を、共犯者のひとりが血みどろの人形劇に仕立てて観客に披露し、事件の実録や学生の観劇レポートも挿んだ、性と暴力が行きつく最果てのゲイ小説。オブジェ図版多数掲載。
内容説明
美少年を犯す邪悪なゲイ殺人鬼の血みどろ人形劇。最果てのゲイ・ノヴェル・オブジェ図版多数掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SK
2
104*実際の殺人事件をもとに書かれた作品とのこと。なかなかにグロい。「訳者は現代アートの方面にはうといので、ブレイクのことはまったくわからない」(P.76-77)。きちんと分かっている人間に、解説書かせろよ・・・・・・。2023/05/26
熊猫親父
1
真実の愛とか、そんなキレイなものは関係ない1995/06/21
めっちー
1
人形劇とノンフィクションが合わさった作品。実際に合った事件が題材になっていて、その猟奇さにぞっとします。好奇心で読む作品ではないですが、本が薄いので、スラスラ読み進められます。2012/04/02
ときのき
0
虐殺シーンだけが書きたくて、それ以外の物語つくりや人物描写の積み上げは面倒だったから劇中劇という設定を導入してクライマックスだけ描きました、という印象の作品。単純に小説内で人形劇が行われているだけで相互の世界を侵犯し合ったりはしないので、メタフィクションとは違う気も。2012/12/31
atomos
0
ディーン・コルルによる事件を基にした小説。人形劇に仕立ててるんだけど、メタすぎてぬるいかなあ。2012/09/03