出版社内容情報
南米大陸の果てパタゴニアの海に船を浮かべる狩漁の民アラカルフ。この地を旅した著者はその最後のカヌーに遭遇した。かつてここで、マゼランは、ダーウィンは、宣教師たちは彼らに何をしたのか。史実の上に想像の翼を広げて、虐げられ滅亡に瀕した民族に寄せる鎮魂の叙事詩。
内容説明
彼らは自らを〈人間〉と呼んでいた！南米大陸の果て、パタゴニアの海に舟を浮かべる狩漁の民アラカルフ。かつてマゼランは、ダーウィンは、宣教師たちは彼らに何をしたのか？西欧文明が誤解し、虐げ、滅亡に追いこんだ１民族に寄せる鎮魂の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rincororin09
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図書館から。おそらくは似たり寄ったりのことが各大陸で起きていたのではなかったのか…。もちろん、命名150年と言っているこの北海道でも、先に住んでいた者と後から来た者との間に、記録には残されない、小説という形をとらざるを得ないようないろいろなことがあったのではないか…。2019/02/07
