ミシェル・フーコー 自己変容としての文学

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ミシェル・フーコー 自己変容としての文学

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776962
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

出版社内容情報

思想家のもう一つの顔
初期の、旺盛に文学論を発表する思想家としての顔を捨て、文学から離反したかに見えた後期にも、フーコーは、読む者を、そして書く者を変容させる経験にフォーカスしながら、広い意味での〈文学〉の可能性を模索しつづけた。見落とされてきたフーコーと文学のあいだの接点を、その生涯にわたって丹念にあとづけた意欲作。

【目次】
序論

第一部 言語そのもののほうへ--六〇年代文学論
第一章 書物、図書館、アルシーヴ--フーコー文学論の問題圏
第二章 語るのは語それ自体である--鏡としてのマラルメ
第三章 模倣としての翻訳、侵犯としての翻訳--クロソウスキーの波紋
第四章 フーコーはいかにしてレーモン・ルーセルを読んだか

第二部 自己の変容、文学の変容--七〇年代以降の文学論
第五章 微粒子たちの軌跡--境界線上の「ヌーヴェル」
第六章 真理の劇場--フーコーと「演劇」
第七章 文学と自己変容--「経験」としてのフィクション

結論

あとがき
文献一覧
事項索引
人名索引

内容説明

初期の、旺盛に文学論を発表する思想家としての顔を捨て、文学から離反したかに見えた後期にも、フーコーは、読む者を、そして書く者を変容させる経験にフォーカスしながら、広い意味での“文学”の可能性を模索しつづけた。見落とされてきたフーコーと文学のあいだの接点を、その生涯にわたって丹念にあとづけた意欲作。

目次

第一部 言語そのもののほうへ―六〇年代文学論(書物、図書館、アルシーヴ―フーコー文学論の問題圏;語るのは語それ自体である―鏡としてのマラルメ;模倣としての翻訳、侵犯としての翻訳―クロソウスキーの波紋;フーコーはいかにしてレーモン・ルーセルを読んだか)
第二部 自己の変容、文学の変容―七〇年代以降の文学論(微粒子たちの軌跡―境界線上の「ヌーヴェル」;真理の劇場―フーコーと「演劇」;文学と自己変容―「経験」としてのフィクション)

著者等紹介

柴田秀樹[シバタヒデキ]
1987年広島県生まれ。京都大学大学院文学研究科文献文化学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。専門はミシェル・フーコーを中心としたフランス文学・思想。現在、追手門学院大学、関西学院大学、京都大学、滋賀短期大学で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bevel

6
序論は少し重いなと感じるけど、他のフーコー論とは異なる率直な書き方がよいなあと。フーコーには、ブランショ的な彷徨とか円環としての文学空間のイメージがあり、ブランショと異なるのは、マラルメ的な言語への内在みたいなものにこだわるところ。この言語観は『狂気の歴史』や『言葉と物』にも位置づけを持っていて、ルーセル論と「汚辱に塗れた人々の生」の読解がかなり見通しやすくなるという感じ。2025/06/19

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