石と信仰とのたわむれ―ロマネスク芸術の魅力

石と信仰とのたわむれ―ロマネスク芸術の魅力

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  • サイズ B6判/ページ数 198,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784560039274
  • NDC分類 702.04

内容説明

ロマネスクの教会堂がどのように建てられ、それがロマネスクにつづくゴシックの大聖堂と―また、古代ギリシアの建築とも―どのように異なるかを、そしてロマネスクの彫刻、とくに人像彫刻がどのように柱頭に、ついでタンパンに出現し、開花し、消滅してゆくかを詳しく綴りながら、同時に、ロマネスクの建築および彫刻がそのかたちにおいて表現している精神を解き明かした、秀逸なロマネスク紀行。

目次

ロマネスクの身廊あるいは閉ざされた家
彫刻あるいは石と信仰とのたわむれ
図版およびロマネスク寺院所在地地図
キュノーの身廊
ソリニャックの円蓋
オルシヴァルとオーヴェルニュ地方の教会堂
柱頭彫刻
人像円柱
ヴェズレー
神秘の粉ひき
モワサック
ボーリュ
コンク
オータン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

13
日本人である我々、フランス・ロマネスク聖堂を直接訪れた経験を持つ人は数多い。写真集や案内書に触れるチャンスも今やフランス人に負けない。その魅力あるいは意味の読み取りは当然、各自自由で様々だが、その聖堂の真実は「美しい嘘」と書かれたら、誰でも青ざめてしまう。訳者であるフランス文学者小佐井伸二氏はこの書を1970年にパリの本屋で買い求め、16年経ってやっと訳し終え出版されたそうだ。それは文明批評として読まなければならないが、小佐井氏と同じく文学者である著者フィリップ・ボーサンの深い瞑想として読む。ー> 2020/11/27

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