出版社内容情報
唯美主義者ペイターが、ルネサンス時代の画家、彫刻家、詩人などの肖像を優雅に描くことを通じて自らの芸術観を述べた、きわめて独創的なルネサンス研究の書である。この創造的批評はその後の世紀末文学の精神的風土となり、さらにワイルド、シモンズらの芸術を予見し、先取りするものであった。
内容説明
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェルリらの姿を優雅に描き出したルネサンス研究の古典的名著。
目次
フランスの古い物語二篇
ピコ・デルラ・ミランドラ
サンドロ・ボッティチェルリ
ルカ・デルラ・ロッビア
ミケランジェロの詩
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ジョルジョーネ派
ジョアシャン・デュ・ベレ
ヴィンケルマン