出版社内容情報
ドイツ歌曲演奏の第一人者が綴る卓抜なシューベルト読本。〈シューベルトの歌曲の跡をたどる〉という基本線を軸にして、その生涯、交友、恋愛、後世の作曲家への影響などを年代を追って叙述した本書は、読者を〈まざりもののない真性〉なシューベルト像に近づけようとする使命と情熱に溢れている。
内容説明
ドイツ歌曲演奏の第一人者が綴る卓抜なシューベルト読本。
目次
作曲家シューベルト
はじまり
ゲーテあるいは出発
テレーゼと別れて
発病を背景に
歌ものがたり
『冬の旅』
『白鳥の歌』とシューベルトの死
死後
演奏家
将来の見通し