内容説明
『おふくろ』『マリアの首』など、多くの名作を残した劇作家・田中千禾夫の波瀾に満ちた九十年の生涯。
目次
父への反抗と憎悪
慶応時代
「劇作」同人・文学座時代
雲の涯にものを想う
女性憎悪劇
絶対を求めて
母なるマリアと孤独な父
さん吉のさすらい
既成「新劇」と反既成新劇
破壊と創造
無調演劇
祈りの懸け橋
著者等紹介
石沢秀二[イシザワシュウジ]
1930年東京生まれ。早稲田大学大学院演劇専攻修士課程修了。雑誌「新劇」編集長を経て、桐朋学園短大演劇科創設に参加。同大教授退職後、青年座文芸部長を経て、日本演出者協会副理事長、国際演劇評論家協会日本センター会長を歴任。現在は、(財)舞台芸術財団演劇人会議理事、BeSeTo演劇祭日本委員会顧問
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