由利徹が行く (増補新版)

由利徹が行く (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 218,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560035528
  • NDC分類 775.2
  • Cコード C0074

出版社内容情報

 日本の喜劇界の先頭に立って、日々新しい笑いを創造しつづけてきた偉大なるコメディアンが、さまざまな喜劇人にかかわる笑いと涙のエピソードを織りまぜながら、その珍無類、芸と女性の人生の遍歴を語り、情熱を傾倒してやまない喜劇の神髄を明かす。演劇・映画の出演記録を加えた増補新版。

内容説明

偉大なるコメディアンがアチャラカ・ドタバタ・ナンセンスの喜劇の王道を語り尽くした増補新装版。

目次

1 空の上団五郎一座―座長としての自覚
2 ムーラン・ルージュ入団まで
3 兵隊時代
4 戦後ムーランから新宿セントラルへ
5 ストリップ劇場から脱線トリオ結成へ
6 『お昼の演芸』―脱線トリオ全盛
7 エノケン・ロッパ・金語楼
8 映画―新東宝時代
9 森川信―そして芸人の死
10 舞台―商業演劇とマイナー演劇
11 映画―東宝・東映時代
12 テレビの脇役

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せつお

8
相当前に読んでいる(図書館で) 高平氏が聞き手で由利先生が答える形式だった 印象に残っているのは堺正章の父親峻二さんが亡くなった場面を詳細に語っているところだ エノケン ロッパ 森繁 そして事故で亡くなった八波むと志については語られることもあるが あまり語られることなかったので 貴重だった

さんつきくん

1
東日本大震災の被災地 宮城県石巻市出身で喜劇俳優の故 由利徹さんについて書かれた本書。石巻の岡田劇場で演劇団を見て役者を志したこと。初体験。家出。招集され戦地へ行ったこと。笑われた東北弁と向き合ったこと。脱線トリオとして売れ出したこと。弟子のたこ八郎さんや仲間とのこと。などなど興味深く書かれている。ちなみに被災し火災で焦げがついた門脇小学校は彼の母校である。2011/11/10

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