出版社内容情報
父はパキスタン人、母はイギリス人のカーン一家は、毎日にぎやかに暮らしているが、風習の違いから起きる衝突が絶えない。彼らの日常を笑いと涙で描く、ハートウォーミングな物語。
内容説明
パキスタン人のパパとイギリス人のママ。このカーン一家の日常を笑いと涙で描く、ハートウォーミングな傑作戯曲。同名映画の原作本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マトコ
1
兄弟がたくさんいて読み始めは誰が誰のことだか頭がごっちゃになりますが、だんだんキャラクターが理解できると、とっても面白くなります。暴君な父さん、それを軽妙にかわしつつたまにブチ切れつつ父さんを愛する母さん、ちょっと変な末っ子のサジ…ところでサジの背中のひもって何のことだったんでしょう?ロープになっちゃった時、ちょっとゾクリとしました…「父さんには、ぼくたちに文化を押し付ける権利はない」おにいちゃんの言葉、わたしもかっこいいと思いました。2013/04/23
viola
1
父がパキスタン人、母がイギリス人という自伝的な戯曲です。 喜劇の中に悲劇がある・・・・という構成になっているらしいですが、私は逆に感じられました・・・2009/11/20