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内容説明
この地球にはたくさんの時間があふれています。眼に見えない時間の流れを、古今東西のカレンダーをとおして楽しんでみませんか。
目次
カレンダーは文化である
ひびきあう時間
はじまりの時間
くぎりの時間
にぎやかな時間
もっと知りたい!
カレンダーを楽しもう
著者等紹介
中牧弘允[ナカマキヒロチカ]
1947(昭和22)年、長野県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。国立民族学博物館教授・総合研究大学院大学教授。専攻は宗教人類学、経営人類学、ブラジル研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
14
国や宗教によって様々な暦があるのにはあらためて驚くが、沖縄では行事は旧暦で行うし、何年かに一度は同じ月が二回ある「ユンヂチ」と言う年もあるからねぇ。様々なカレンダーを見てみたい。2017/07/07
Saiid al-Halawi
6
イスラーム暦とかマヤ暦とか、その他いろいろ知ってることが多かったけど、日本の皇紀とか六曜とか全然知らんかったので勉強になった。こうしてみると暦それ自体は円環時間的な農業経済オリエンテッドなものだとよくわかる。2014/09/21
メイロング
4
課題図書の選定にしちゃ悪くない。視点を変えてみる、ということがこんなに面白いと気づかせてくれる一冊。なるほど課題的だ。フランス革命暦はおしゃれだなあ。文化と歴史のカオスが楽しめるなら面白い。2009/10/30
あお☆
3
新暦に統一しちゃえばいいのになんて思っていたけれど、イヤ、いけませんね、私のその浅はかな合理主義。それぞれの文化がそこに息づいているのです。単位とか暦とか、全部、人の営みから生まれてきているんだなあと。いろいろあってみんないい、って・・・そういうのを感想文で書けばいい?着眼点がおもしろく、これで1冊の本にしちゃったところがすごいね。2009/08/14
とりぞう
2
基本的には「いろいろと面白いカレンダーがあるね」のスタンス。3割くらいは「暦を巡るウンチク」なんだけど、そちらを目的に本書を読むとちょっとがっかりするかも。「太陰暦」と「太陰太陽暦」の違いについて「はっ」とするような記述もありはするのだけれど。2015/09/07